来島海峡の強潮流を生み出す元のひとつとなっている中渡島…

そこに灯台が設置されたのは明治33年、そして同42年には潮流信号所となった。

昼は赤丸と黒四角を付けた標識柱で、夜間は赤と緑の光で潮流の向きと変わり目を知らせた。

商用電力が届いていない無人の小島な事もあり、平成になるまで有人運用されていた。

自動運用が出来る様になり無人化された後も、発電棟の他旧官舎も残っていて、昔の灯台の風情が見られたが、橋が出来て電光掲示板の信号所が整備され、信号所の役目を解かれ「中渡島灯台」となった(戻った)。

その後、灯台だけなら太陽光パネルだけで運用出来るので、灯塔(付属舎含む)以外の建造物は撤去されている。