はい、初めの方の記事で宣言?した通り“STLがあるから”って理屈で、中波の送信所も取り上げます。(なのでSTLがVHFの所はスルーかも)
“もうすぐ無くなる”というのは、諸々の事情(後述)から、民放の中波は一部を除きFM(超短波)放送へ移行、NHK第二は廃止(停波)する予定になっているため。
民放中波は“2028年まで”に、NHK第二は“2025年ごろ”を予定されています。
※廃止しない民放局は、北海道2社(STVラジオ・北海道放送)と秋田放送。地理的事情でFM(超短波)では中波と同程度のエリアカバーが困難な事を理由。
前置き長くなりました、ではまいります。
阪和線の富木で降りて、向かいます…
消防の梯子車みたく伸びそう…非常用の送信塔か?
送信所の北側は公園になっていて、支線ワイヤーも一部は公園内へ張り出しています。
次は朝日放送へ。
見えている塔を頼りに向かいますが、住宅街とか結構ゴチャゴチャしていて、なかなか近づかず…
…着きました。
毎日、朝日とも、送信所廃止の後は太陽光発電所どうするんだろう?
で…お分かりでしょうか。
中波放送の送信所は、この様な広大な敷地と大きなアンテナが必要になるんですね。
その割に鉄筋コンクリート等の建物が増え受信が困難になったり、あとradikoもあったりで、コストが合わなくなっているんですね。
一方、前回までの記事で出ていたFM(超短波)放送のアンテナは、既存のタワーさえあれば、そこに追加するだけ…
FM電波を手に入れ、radikoで全国(要課金ですが)で聴いてもらえる、となれば、もはや中波の維持は…
(※NHK第二の停波は別の理由)
電波マニアからすれば、夜間になれば遠くの局が聞こえる様になる中波は魅力的な“趣味”の対象な訳ですが、それで維持費が出る訳でも無く…
ラジオ大阪とNHKは、エントリー改めます。