今回は、前回の補足から始めようと思います。
聴衆ピラミッドは、基本的に重要度と緊張度のピラミッドとは違う。ということは理解して頂けましたか?
コンベンションなどで、責任ある立場での大きな会場発表は、勿論緊張を伴います。
会社の顔として人様の前に立つこともあるでしょう。
でも、それって突然あなたに襲ってくるでしょうか?
勿論そんなわけがないのです。
じゃあ、
スライド作りはどうでしょうか?
それは・・・
お気の毒ですが突然襲ってくる可能性があります。もしかしたらここにたどり着いた貴方は、そんな状況に置かれたことがあるかもしれません。
なぜなら、プレゼンの準備は、プレゼンテーターが行うとは限らないからです。
むしろ、プレゼンテーター以外がやることが多い、と言えるでしょう。
私はフリーランスとして、もう、10年以上、企業や学校、医療機関等のプレゼンの制作のサポートをしています。
フリーになる前は、某有名外資でひたすらプレゼン作りをする立場にいました。
気付くともう20年以上、ひたすらMicrosoft PowerPointと日々を過ごしています。
最初出会ったプレゼンソフトは、Lotus Freelance というソフトで…
なんてことはまた改めて書くとして、そして、なぜここに企業名を書かないのか、等も、
別の機会に譲るとして、先に進みたいと思います。
話は、戻りますが。何が言いたいかというと、私は、この20年、数えきれないほどの
プレゼン制作に関わってきましたが、自分自身がステージに立ったことは数えるほどだったのでおす。
皆さんはプレゼンテーション・ディレクターとかデザイナーと言われると、
・人前に出て、かっこよくバンバンプレゼンの出来る人、または、それを多く経験している人
・戦略系コンサルティングファームでの経験を積んでいたり、中小企業診断士などで、
人の心理をがつっと突くプレゼンを作ってくれる人
・マーケティングのプロや、デザインのプロで、誰にもまねできないような発想と構成力がある人
みたいな想像をされませんか?
あ、ごめんなさい。先に申し上げておきますが、私は上のどれにも当てはまりません。
私は「お手伝いのプロ」であって、「プレゼンをするプロ」ではないんです。
だからこのブログを書くことにしました。
今、出版されている書籍やセミナーは、ほとんどがとても優秀な先生方によるもので、
読めば必ず、「ほぉ~~~!」とか「なるほど!」と思うことが沢山書かれています。
勿論、真似したくなるような技だったり、日常役に立つ技術が沢山盛り込まれています。
それはプレゼン用のスライドを作る段階でご紹介したり活躍して頂いたりしようと思います。
今はまず、
「プレゼン準備には、何が必要なんだろう」という、
疑問の解消から始めていきましょう。
答えは「発表すべき内容と、準備すべき内容、今回は発表をあきらめる内容、要らないオマケ」に分けることです。
一番最初にこれが必要です。
先日、プレゼン準備、と聞くとまず資料を片手にパワーポイントを立ち上げる方が多いのでは?
と、申し上げたのはこれが理由です。
実際のところ、本当は私もたまにこれをやります。
で、それはある程度プレゼンの構成やスライド作りの経験をしてからにすることをお勧めします。
ここまでに、
① プレゼンの目的と重要度は確認しました。
次にやること、それは、
② 聴衆の人数と大まかな世代感覚、会場の広さ、一番前の人からと、一番後ろの人から、そして中央あたりからのスクリーンまでの距離を確認する。
ということです。想像するのではなく、確認しましょう。
あなたが直接の営業担当などであれば、お客様に直に伺い、そうでなければ窓口担当者の方に
「準備のために教えてください」とお願いしましょう。
例えばコンペであれば、
『決定権を持つ人は5人』
『その他の役員様が20名ほど参加される』という想定の中型会議室
最前列からスクリーンまで5m程度、最後尾は15m程度
プレゼンチームは機材担当含め8人まで出席可能で、スクリーンを背に横並びになる。
聴衆は創業社長を含め世代は50代から60代の執行役員を含む5人が決定権を持ち。各部の部長クラス以上が後部席に出席する。という感じです。これは大手の企業様ならわざわざ確認するまでもなく教えてくださることが多いですが、お客様によってはこちらから伺わなければわからないこともあります。
スクリーンの妨げになるのでこのようなケースは少ないですが、確認しておけば、自分たちの影でスライドの下が切れる、なんていうことも避けられますね。
過去に、プレゼンに同行してみたら通常100名ほど入る会議室に10名ほどのみであったこともあれば、10名用会議室で20名すし詰めだったこともありますので、絶対確認すべきです。
さあ、そろそろプレゼンのイメージが固まってきました。
最初に、絶対しておかなければいけないこと。
それは、
プレゼンテーション環境を確認し、認識するということです。
そんなの当り前じゃん?って思う方、そう、結構多いでしょうね!
では、なぜ私がこんなに長文でこのことを書いたのか。ここが重要です。
プレゼン制作には視点が大切だと私は考えます。
その視点とは何か。
発表者と聴衆です。
発表側が、納得できるプレゼンでなければなりません。
それと同時に、いえ、それ以上に、聞く人・受け取る人に伝わるプレゼンでなければなりません。だからです。
伝わるプレゼンに関する本も色々出ています。
パワーポイントでのグラフの見せ方や、文字のフォント、その他色々これから出てきます。
でも、今はその話題も置いておきます。
まずあなたに考えて欲しいのです。
なにを、だれに、伝えるか。その準備の更に準備の心構えとして、あなたも一度考えてみてくださいね!

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