言葉化1000本ノック~「話し方」ほどビジネスと人生を左右するスキルはない!~ -3ページ目
セミナーをやりたいけど
事例がないんです…
っていう相談がたまにやってきます。
これからセミナーを始めよう
っていう人にとっては
けっこうな悩みどころのようです。
…って、まるで他人事のように言うのは
(いや、他人事だけどさ…(^^;)
僕自身はそういう悩み(?)
持ったことがないからなんです。
だからといって
僕がセミナーをやり始めた時に
豊富に事例があったワケでは
ないんですけどね。
豊富どころか
1件も事例がない状態で
セミナーを始めたワケですよ。
で、その時にやったのが
他人の事例を借りてくる
だったワケです。
本で読んだ事例
ネットで拾った事例
同業者から聞いた事例
ありとあらゆる事例を
引っ張ってきたんですね。
そこに僕なりの解釈を加えて
“事例”として話したワケです。
う~んとねぇ…
セミナーを聞きに来てる人って
正確に言うと
“事例”が聞きたいんじゃないんですよ。
事例は事例として
その事例に対してそのセミナーの講師が
どう考えてどう対処したか?
っていうことが聞きたいんです。
で、自分の事例じゃないから
自分が対処したようには語れないけど
“他の誰か”が対処した方法は
語れるわけですよ。
そして
その事例と対処法について
自分なりの解釈を語るんです。
この事例を実際に対処した人は
こういう対処方法をとっていますが
私もこの方法に賛成ですね
これ以上の対処の方法はないと思います
ぐらいでもいいから
どこかに”自分の解釈”“自分の考え”を
入れ込むんです。
これだけで充分オリジナルな事例紹介を
作ることができます。
事例がないなら
どこかから持ってくる。
ただしその時は
どこかから持ってきた事例であることと
自分なりの解釈や考え方を
しっかりと入れ込む。
これで充分だと思うワケです。
話し方もそうだけど
よくビジネスなんかで
お客様が求めていることを
第一に考える
っていう
考え方があるじゃないですか。
間違ってないし
その通りだと思うし
ビジネスが上手くいくためには
必須の考え方だと思います。
“話し方”でいえば
聞き手のことを第一考えて
聞き手の聞きたい話をする
ってい感じでしょうか?
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でも僕はこの考え方に
ちょっとした違和感があるワケですよ。
これって第2段階の話じゃね?
っていう。
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自分軸、他人軸、社会軸、世界軸
っていうのがあって
お客様のため、聞き手のため
っていうのは“他人軸”の段階なんです。
その前に“自分軸”の段階があるんです。
つまり
自分軸のない人が
他人軸に向かって行っても
それほど効果はない
っていうことです。
▼
話し方でいえば
まず、自分の言いたいことを
ちゃんと話せるようになる
ビジネスだと
自分の売りたい商品のベースを
きちんと確立する
っていうことが
お客様のためとか聞き手のためとか
そういうことを考える前に
やっておくことだと思うんです。
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もしかしたらね
僕がいうところの第1段階を
クリアした人に向けた話
なのかもしれません。
それならそれでOKなんですが
第1段階ができてない人に向けて
第2段階を目指せといったって
そりゃ難しい話ですよ。
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まずは自分。
それが確立したら
その次にお客様や聞き手。
この順で
マインドやスキルを身につけないと
成長しなかったり
成果が出なかったりするのは
当たり前のことなんじゃないかと
思うワケです。
たいした実績もないのに
よく人に教えられるよね…
って言われることがあります。
まぁ…実績を前面に出して
宣伝をしてるわけではないし
教えて…と言ってくれた人にだけ
教えているので
誰かに迷惑をかけてるわけでは
ないんですけどねぇ…。
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以前、僕の講座を受講してくれた人に
特技がない
という人がいました。
でもこの人
ある武道の有段者で
他にもいくつか趣味系の資格を
持っているという
僕なんかから見ると
多趣味で特技もある人なのに
いや、上には上がいますから…
と言って
特技がないと言い続けていたわけです。
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その伝で言うなら
世界一か…せめて日本一にならないと
“特技”と言ってはいけない
ということになりかねないよなぁ…
と思うワケです。
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“特技”でもそういう風に
考える人がいるんだから
そういう人ばかりではないと思うけど
人に何かを教えるなんていうと
それについて
圧倒的な知識やスキルを
持ってなきゃいけない
なんて考える人がいても
おかしくないなぁ…と思うので
冒頭のようなことを言う人がいても
おかしくはないなぁ…なんて
考えるワケです。
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当たり前ですけどね
上には上がいます。
そんなことは百も承知です。
それで良いじゃないですか?
確かに上に上がいるけど
自分の持って知識やスキルを
スゲェ!
と言ってくれる人がいる。
だったらそのことに
胸を張ってもいいと思うし
求められれば
教えてあげてもいいと思うんです。
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ということで
外野から何を言われようと
そんなことで心を折ることなく
教えて欲しいという人がいたら
ちゃんと教えようと思います(^o^)
ゼロ成長というかマイナス成長というか…
かつては現状維持というと
ちょっとマイナスなイメージがあって
現状維持は退化と同じ
なんて言われていましたが
昨今のこの国では
現状維持自体が難しくなっているので
現状維持はむしろ成長
ととらえてもあながち間違いではない
状況になっているように感じます。
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まぁそれはそれとして…
ちょっと思うのは
現状維持を目標にするよりも
成長を目標にして行動して
結果的に現状維持に落ち着いた
という方が健全だよな…
ということ。
現状維持≒成功というのは
あくまでも“とらえ方”であって
それ自体を目標にしちゃいけないと
思うワケですよ。
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道は前にのみ開けている
という言葉があります。
僕自身はどちらかというと
いやいや過去にも道はあるし
横道や回り道もあるって…
って思ってますけど
過去には戻れないワケですよ。
だから過去を変えることは
できないかもしれないけど
前に進む道は
いかようにも開くことができます。
横道や回り道が
過去に戻るためのものではなく
多少遠回りになったとしても
前に進むためのものであるなら
これも同様に
いかようにも開くことができます。
▼
まぁ…
“道”なんて抽象的なことを言われても
具体的なイメージなんて
湧いてこないワケですよ、正味な話…。
ただ、その場にとどまり続ける
わけにもいかないので
何かしらしなきゃイカンわけです。
じゃあどうするかというと
毎日一つ
何でもいいから挑戦する
ってことです。
別に新しいことでなくてもいいです。
過去にやってみて
上手くいかなかったことに
再挑戦したってかまわないし
過去にやって上手くいったことに
再び取り組んでみて
過去にやったときよりも
いい結果を残すことに挑戦したって良い。
とにかく挑戦すること。
これが大事なことなんじゃないかと
思うワケです。
作曲家の一柳慧氏の訃報を
新聞で見ました。
もちろん一面識もないし
直接の関りはまったくないです。
ただちょっとだけ…本当に
袖すり合う
とも言えないくらいの
薄いつながりですが
氏の作った曲を通しての思いが
湧いてきました。
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氏の名前を初めて知ったのは
大学1年生の時。
仙台で行われた
北海学園大学グリークラブ(僕の所属団体)
法政大学アリオンコール
東北学院大学グリークラブ
のジョイントコンサートでのこと。
法政大学アリオンコールが演奏した
鎮魂歌
という曲が衝撃的だったんです。
Youtubeにも上がってないので
今どきはほとんど演奏されないでしょうねぇ…
とにかく衝撃的な曲です
そして他にもこの曲に衝撃を受けた
同期のメンバーと一緒に
どうしても
この曲が歌いたい、演奏したい
ということで
大学4年生の時に
所属合唱団の選曲委員会に名を連ねて
定期演奏会での演奏を
実現させてもらったわけです。
ちなみに
僕が唯一ソロパートをもらって
歌わせてもらった曲でもあります。
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指揮は
東京混声合唱団の常任指揮者(当時)の
(現在は同団の音楽監督・理事長)
田中信昭氏を招へいしました。
田中氏は
たいていは僕の方から
この曲を薦めることが多いのに
学生の方から
『この曲が歌いたい』という
依頼が来るのは大変珍しい
というお言葉をいただきました。
また練習中に
曲の中で“無差別爆撃”を想起させるような
だんだかだんだんだかだん
というフレーズを繰り返す
部分があるのですが
その部分を歌っているときに
よほど僕が楽しそうに歌っていたせいか
君はこの部分を
すごくうれしそうに歌っているけど
そういう場面じゃないからね
と言われたこともありました。
4年生で最後の定期演奏会だったし
合唱の面白さ、楽しさが分かて来た頃だったので
歌を歌うこと自体が本当に楽しかったんですよ…
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未熟で
未熟ながらも何かに一生懸命で
そして未来が明るいだろうということを
一切疑ってもいなかった
そんな時が僕に合ったことを
新聞の訃報で思い出してしまい
日曜の朝から
ちょっとノスタルジーな気分に
浸ってしまったわけです。

