まず、動脈硬化(どうみゃくこうか)とは、読んで字の如く動脈の壁が分厚くなったり、柔軟性を失ったりする状態で、分厚くなった血管の壁が剥がれて細い血管に詰まって脳梗塞、心筋梗塞を起こしたり、血管からの跳ね返りが強いので高血圧になったりします。
アテローム性動脈硬化はどういう人がなるかというと、高カロリーな食事や運動不足、長時間座っている習慣で高血圧だったり、肥満だったりする人に起こりやすい病気です。
というのも、アテロームというのが脂肪が多いことから起こる物だからです。
血管の内側についた脂肪を排除するために掃除屋の白血球が脂肪を取り込むんですけど、取り込んだ状態が泡のように見えるので泡沫細胞(ほうまつさいぼう)と呼ばれています。
泡沫細胞は特に悪玉コレステロールを取り込んでいるんですけど、この泡沫細胞自体が血管内にどんどん蓄積していってしまって、アテローム性プラーク(脂肪が溜まる事によるお粥状の動脈硬化巣)になってしまうんです。
この時点で血管はすでに固くなっているんですけど、
悪玉コレステロールを取り込んだ白血球がサイトカインという炎症物質を大量に出してしまうことで、血管を守らなければ!と血管を作っている平滑筋細胞(へいかつきんさいぼう)が大量に作られて、さらに白血球を集める事になります。
この繰り返しによって、徐々に骨のような構造を作り出していくそうです。
そして、何かのきっかけでこのアテローム性プラーク(脂肪が溜まる事によるお粥状の動脈硬化巣)が壊れて大きい血管に詰まってしまう事で、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。
アテローム性の動脈硬化は、動脈硬化の中でも危険度が高く、世界の1/3がこれにより亡くなっています。http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pamph21.html
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叫ぶミイラは叫んでいるの?
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アステローム性動脈硬化によって心筋梗塞が起きるという事が分かったところで、本題です。
叫ぶミイラとして有名なミイラですが、エジプト人考古学者のザヒ・ハワーズ博士は、酷い心筋梗塞で悶え苦しんだそのままの姿でミイラにされたと考えているようです。
個人的にザヒ博士の事はめちゃくちゃ好きなんですけど、これはちょっと違うかも知れないなと思いました。
Yahooの記事にも書いてあるんですが、死後硬直したまま処理をしたとしても、夏場だと約2日で死後硬直は解けます。
そして、ミイラ作りは70日かけて行います。そう考えると、どんな姿勢で亡くなったにしろ、必ず姿勢を直せるタイミングがあるはずです。
罪人の場合は、亡くなった姿勢のまま、エジプトでは良くないとされていた羊の皮であえて包んで、死後も罰を与え続けるというパターンもありますが、
このミイラの場合、王族の娘であり、姿勢が崩れている以外は丁寧な防腐処理が施されている様なので、
単純にミイラ職人の腕がイマイチで、しっかりと硬く布を巻けていなかったのか、ミイラが乾燥していく過程で体が曲がってしまったと考えるのが自然だと思います。
そして、叫ぶミイラはこの一体だけでなく、世界各地で見られる物で、ミイラでなくても葬儀の時も口が開いてしまうので、顎の下にタオルを挟んで固定するなどの作業が行われていたりします。
なので、酷い心筋梗塞を起こした可能性はとても高いけど、そのままミイラにされた可能性は低いなと思います。
ただ、叫ぶミイラって凄いキャッチーで興味を惹きつけるネーミングだし、そこから歴史に興味を持って好きになる人が増えたら素敵だなと思います。
歴史上の有名人の記事も増やしていきたいと思います。
では!
