The Trial Of The Mount Farnor / Dragonland
今回は久しぶりに、
スウェーデンのシンフォニック・パワーメタル、
ドラゴンランドを。
初期のころのメロスピ路線を離れて、より重厚な
シンフォニック・パワーメタルの道を選択した彼ら。
メンバーは
Jonas Heidgert (vo)
Olof Morck (g)
Elias Holmlid (key)
Jesse Lindskog (g)
Anders Hammer (b)
Morten Lewe Sorensen (dr) の6人編成。
ドラゴンランドは、1999年に結成され、
2001年、The Battle of The Ivory Planes でアルバム・デビュー。
それ以来四枚のフル・アルバムを発表してきました。
さてそんな彼らが、今月、五年ぶりにニュー・アルバムをリリースしました。
タイトルはUnder The Grey Banner 。
気になるその音は…
来ましたねえ。さらに大仰、失礼、壮大なスケール感を持った
これぞシンフォニック・パワーだぜい! という心意気が感じられる
パワーみなぎるメロディアスなメタル。
以前の作品に比べて、さらにオーケストラの比重がアップ、
それでもオーケストラと、スラッシー度を増したギターやドラムスの音とが
不思議とうまく融合していて、この手のグループにありがちな
取ってつけたようなシンフォニックになっていないところはさすが。
ファンタジー系の映画のサウンドトラックのような作風のものから
バイキングメタル風のガチガチ北欧クサメタルまでさまざまですが、
どれもパワーと重さを備えながら、それでも
キャッチーなメロディと聴きやすさは忘れていない、
それがドラゴンランド流ということなのでしょう。
ただ、アルバムトータルに見れば、いまひとつ
インパクトに欠けるか。Astronomy のように、
キレのあるクセの強い曲が少ないような気がします。
ヨナス・エイジャートのボーカルは、
繊細なニュアンスを表現するタイプではなく、
ひたすらストレートに歌い上げるタイプ。
それがまた、豪快なドラゴンランドの音を引っ張って行っている
大きな要素になっていると思います。
今回はこのアルバムUnder The Grey Bannerから3曲。
The Trial Of The Mount Farnor
高速疾走のスラッシーパートと勇壮シンフォニックパートが交互に。
オーケストレーションとハードなリズム体との溶け込み方が絶妙。
Durnir’s Forge
堂々たるミディアムテンポのパワーメタル。
ヨナス・エイジャートのボーカルも光ります。
ヘナヘナした小手先のシンフォニックではないところが
かれらの音のすばらしいところ。
参照例URL↓
The Trial Of The Mount Farnor
Durnir’s Forge
http://youtu.be/18N1bfIjYWk
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