Lesser / Wastefall
今回はギリシャ。
ご存知のようにギリシャは今、危機的な財政状況に陥っていますが、
同じEU加盟国のイタリアやスペインもまた同様に、
財政破綻の危機に直面しています。
もっとも、日本も1,100兆円を超える財政赤字を抱えているわけで
危機的な状況という意味では、これらのEU諸国と変わりません。
こんな惨憺たる状況のなかでTPPに加入して……
あっ、そんなブログではなかった。
今回は、その渦中のギリシャのプログレッシブメタル・グループ
ウェストフォール。
2003年に結成され、
Fallen Stars And Rising Scars (2003年)
Soulrain 21 (2004年)
Self Exile (2006年)と、
フルアルバムをリリースしてきています。
さてその音の方は、これがなんとも不思議なポジションで、
プログレッシブで硬質な要素を含みつつも、
もっとダークで情念が詰まった感じの、ゴシック的色彩の濃い
「激情」派メタルとでも呼べるような音。
そこへモダン・ヘヴィ的な要素も加わって
ちょっと独特な世界を見せています。
彼らの典型的な曲調に見られる特徴は、哀感たっぷり、
切々と歌い上げるパートと、激しくシャウトする
エモーション爆発のパートが対になっていることでしょうか。
たまに登場するアコースティック・ギターのタッチが好きです。
いかにも地中海orスパニッシュの香りがして、でもちょっと
ダークに沈み込んでいて、はまるわぁ、この音。
往年のアル・スチュワートの音を思い出します。
このグループ、2008年に解散するも、2010年に再結成されています。
今回はもっとも彼ららしさが安定して出ている
セカンド・アルバムSoulrain 21から2曲と、
サード・アルバムSelf Exileから1曲を。
Lesser。
叙情的な静けさと激しさの波が重なりあう、
ドラマティックな展開を見せる曲。
ギター・ソロも地味ですがいい味。
21。
アコースティック・ギターが全面にフューチャーされてて
哀感たっぷりのバラード。
三枚目のアルバムSelf Exileから
Utopia Fragmented。
かと思えば、こんなNu Metal 風の曲があったりで、
どれが本来の姿なのかよくわかりませぬ。
参照例URL↓
Lesser
21
Utopia Fragmented
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- Self Exile/Wastefall
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