やっぱり狼だったの | カボチャ大王 rock'n'

Clinic for Dolls / UnSun



今回は、UnSun

ポーランドのゴシックメタル・グループ、でした。(笑)



結成は2006年と比較的新しいグループで、
2008年にデビュー・アルバム The End of Life を、
2010年には、セカンド・アルバム Clinic for Dolls をリリースしています。


アンサンは、デスメタル・グループVader のギタリストだったマウザーが

女性シンガーAya を誘って結成したUnseenというグループが前身でした。


その後UnSunと改名、その後、ハインリッヒをベースに、
ヴァーヴェルをドラマーに迎えて、デモ制作でスタートを切りました。
マウザー自身はその後Vader から脱退、UnSunのみに注力することになり、
メジャーと契約を交わすなど、グループは本格的に活動を広げます。

アルバム The End of Life では、一応ゴシックっぽい展開なのですが、

ああやっぱり、Vader のギタリストが仕掛けているだけに、どことなくパワフルで

いわゆるじっとり沈み込んだゴシックとはかなり違うな、という感じでした。



しかしセカンド・アルバム Clinic for Dolls は、さらに
あっれー、ゴシック色薄……。
曲によってはゴシックなし。ヘヴィ・ロックへの大変身であります。


重さとパワーは一気にアップ、そして

暗さや抒情性はほとんど捨ててしまいました。きっぱり。

いや、曲によってはメランコリックな部分も残されてはいますが。

すごいな、この変貌ぶり。これはこれで、たぶんOKなんでしょう。

もともとゴシックにつきものの「陰」の要素はあまり感じられなかったですけど。



前作から元々、バックの面々の素性が音のあららこちらで
ちらちら見え隠れしていましたが(笑)、
ついに羊の皮を脱いだか、というところですか。

一気にパワー・アップ、よりキャッチーに、

そして脱ゴシックの方向に。

ゴシック好きな方は、ほぼあきらめてください。


女性ボーカルのAyaの声は、とくに謳いあげるタイプでもなく、

どちらかというとキュート系のかわいい声ですが、

二枚目のアルバムになって、表現力がアップしているように思えます。



今回取り上げたのは、3曲。

デビュー・アルバム The End of LifeからWhispers

北欧っぽいメロディラインらしきものも見えますが

ゴシックにしては、けっこう全体に力がみなぎってます。


Lost Innocence

エッジの効いた音とAyaの宙に浮いたようなボーカルが印象的。



セカンド・アルバムのタイトル・チューン Clinic for Dolls
スピーディーでパワフル。ゴシック度はほんの少し残しました。
そうか、そう来るか。



参照例URL
Whispers
http://youtu.be/LapknbGS7Os


Lost Innocence

http://youtu.be/mfSSBecnTsU



Clinic for Dolls
http://youtu.be/eeE1Yxr2_ZM



ジ・エンド・オヴ・ライフ/アンサン
¥2,700
Amazon.co.jp

クリニック・フォー・ドールズ/UNSUN
¥2,700
Amazon.co.jp