意外な人気 | カボチャ大王のブログ



Kashmir / Led zeppelin




まさかこんな曲、だれも好きじゃないだろうな、と思う曲が

以外と人気があったりするとびっくりすることがある。

このツェッペリンのカシミールもそんな曲だ。

1975年にリリースされた6枚目のアルバム・「フィジカル・グラフィティ」

に収められている。


まず、変な曲である。

リズムも変なら、メロディも不思議。


だいたいツェッペリンの曲にはいい意味で変わったものが多い。

もちろんそれは、個性的であるという意味でもあるし、

オリジナリティが高いと言うこともできる。




特にジミー・ペイジの場合は、
「絶対、ほかのバンドが演るような曲はやらんぞ」
みたいな強いこだわりがあって、
ヒネった曲が多いのは当然かなと思わせるところがある。



で、このカシミールも、最初に聴いたときは、

なんか変な曲だなあと言うのが第一印象だった。

でも何回か聴くうちにだんだんクセになってくる。

そして気が付いたら大のお気に入り曲になってしまっていた。




とにかくギターのリズムとドラムスと合ってんの、これ?
みたいなすわりの悪い感じがつきまとう。
そしてペイジ先生のギターも、なんともエキゾチックと言うのか、
オリエンタルと言うべきなのか、変わった響きのカッティングで、
変則オープンチューニングでこちょこちょ遊んでいるうちに
ひらめいたのだと思われるのだけど、
まずこんな曲、ツェッペリン以外では絶対作れないだろうし、
もしモチーフが浮かんでも曲にしないだろう…。


とにかく全体として、なるほど「カシミール」っぽいのかもしれないし、
どちらかと言うと中近東ぽい音のイメージがある。
そしてなんとスタジオ・テークでは途中から本物のストリングスが絡んでくる。
とにかく不思議さ満開の曲てはある。


だからずっと、こんな曲、気に入ってるのは世界中で何人もいないだろう、
ぐらいに思っていた。
しめしめ、これはワシひとりの宝物だわい、と思っていた。

まだネットなどない時代である。

だれがどんな曲をどれくらい聴いているかなんで、

ほとんどわからなかった。




今は、動画サイトで曲を見て聴くこともできる。
で、そのページ・ビューの数は、ある程度その曲の
人気のバロメーターになっているはずだ。
ならば、カシミールはやっぱり少ないだろうな、どれどれ…。



?  さんびゃくごじゅうまん?  それに  ななひゃくごじゅうまん?

7,500,000PVて、どういうこと。

そんな超メジャーな曲だったんだ…。



ちょっと複雑な気持ち。 「宝物」だったのに。
でも、自分の感性はおかしくなかったんだ、とも思った。

参照例URL

http://youtu.be/73dvrir5kig