Highway Star / Deep Purple
むかしむかしの話じゃ。
そのころイングランドでは多くの王国が割拠しておった。そのなかでも、もっとも大きな勢力を誇っておったのが、レッド・ツェッペリン王国とディープ・パープル王国じゃった。
レッド・ツェッペリン王国は、偉大な騎士でもあったジミー・ペイジが国王として国を治めておった。いっぽうのジョン・ロード国王が治めるディープ・パープル王国には、偉大なる騎士リッチー・ブラックモアがおったのじゃ。
この凄腕の剣の使い手は、たがいに譲らぬ実力と個性を持ち、他の国の戦士からも一目置かれる存在じゃった。そしてふたりの剣の流儀も、戦士ブラックモアはストラト流、戦士ペイジはレスポール流・下段の構えと、まったく対照的じゃった。
やがてこれら両王国はしだいに勢力を拡大していき、他の大陸に遠征を開始したのじゃ。ディープ・パープル王国も1972年に、はるか東方の国・ジャパンに遠征して戦いを挑んだのじゃ。その戦いの中でも、「ハイウェイ・スター」の戦いや「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の戦いは、歴史に残る名勝負として、後世に語られるようになった。その模様は、古文書「ライブ・イン・ジャパン」に詳細な記録が残されておる。このふたつの戦いにおける戦士ブラックモアの剣さばきは、他の騎士にも大きな影響を与えることになったのじゃった。
いまでもこの古文書に針を落とすと、偉大なる戦士の戦いぶりが目に浮かんでくるようじゃ。
しかし、栄光は長くは続かんものじゃ。戦士ブラックモアは、その後ディープ・パープル王国を抜け出して、「レインボー」王国を作り、みずから国王となった。いっぽうのツェッペリン王国も、戦士ジョン・ポーナムの死によって国が潰えて、その後再興されることはなかったのじゃ。
まさに諸行無常と言うほかはあるまい。