出ベンゾ記 -11ページ目

出ベンゾ記

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。


久しぶりに高円寺に行く用事ができて、デタラメに歩きまわった。



エトアール通り。いつ来てもすごいネーミング(笑)。



商店街入口に西友があって、これも古いが、元は映画館だった。



エトアール座という映画館があったのだ。シネマスコープが備わっていたようだ。


こちらは、沖縄居酒屋の有名店「抱瓶」。ダチビンと読む。もうエトアール通りではない(笑)。


抱瓶には何度も行ったが、全体像を見たのはこの日が初めてだ。かつては飲むことしか頭になかったからね。



ここは知らなかった。いつか入ってみたい。



以前、高田馬場の紹介所を取り上げたが、じつは西新宿にもある。



高円寺北公園。物憂い東南アジアの気分。
 






高円寺にはアレンジされた看板建築が多い。 





都心でもっとも寂れたガード下。



得体のしれない店からイケメンが出てくる(笑)。



喫茶店のポピンズ。もちろんメアリー・ポピンズだ。およそ高円寺らしくない店名だが、けっこう混んでいる。


ちょっと時間が経ってしまった。もう誰の興味も引くまいが、おのれのメモとして書いておく。






ファビオ・ルイージとN響のマラ3は4月末の公演。

この演奏については、アメブロのコンサートゴアたちの意見が、めずらしく一致した。

細部まで緻密に練り上げられた演奏が素晴らしいが、聴き終えてみると何も残らないと…

これは私の感想でもある。この長大極まる曲の全体像をどう示すのか、その問題意識を内包しない演奏は、どんなに技術的にすぐれていようが所詮、うたかたの現象に終わらざるをえないだろう。







続いてもうひとつ。



ウルバンスキのこのプログラム
ミングはなかなか面白かった。

名高いペンデレツキの曲を、私は初めて聴いた。60〜70年代を席捲した、いわゆる「現代音楽」のエッセンスを短く要約したような曲。10分ほどと短いのがありがたい。

2曲目のコンチェルトは、ヨーロッパのロマン派を、あえて大衆化したような曲。嫌う人は当然いるだろうが、私は楽しく聴いた。ソロのツィプレヴァは、このふざけたような曲に似合う軽いタッチで終始して、ショスタコーヴィチに珍しい明るい曲にマッチした好演。

メインのタコ5。ショスタコーヴィチ演奏の新時代を拓く、などという絶讃も飛び交ったようだが、私はそこまでとは感じなかった。

快速のスタイリッシュな演奏だったが、フレーズにタメを作らずサラサラと進む采配は、果たしてタコ解釈として適切なんだろうか。同じ都響のタコでも、インバルは終盤に向かって煽るようにオケを駆り立てて、恐ろしいような大団円を生むが、ウルバンスキの大音響はひたすら明るく軽い。ウルバンスキはまだ何曲か聴かなければわからないような気がする。


















1999年の日本建築学会作品選奨。


バブルは終焉しているが、計画はバブルの真っ只中だったろう。




中野坂上交差点に建つ3つの高層ビルのひとつだ。竣工当時、私が住んでいた中野坂上のおんぼろマンション
からは、都庁が見えていたが、これが建って見えなくなった。





設計は、大村芙美雄、西田勝彦、山本圭介。うち西田と山本は、槇総合計画の出身だから、マイスター槇文彦の流れを汲む建物と見ていいだろう。



1階ロビーの隅にある模型。

小さいながら、総合的な都市モデルの原型を感じさせる。



しかし、なんと言っても、このビルで目を惹かれるのは、中央吹抜部分に剥き出しになっている、エレベーターの裏側だ。



意匠と構造が逆転したような景色だ。







ゲームカルチャー最盛期の、サイバーパンクの気分を伝えるデザインと言えようか。





模型の後方に位置する居住棟。美しいシンメトリー。槇風かな?







こちらは商業棟を裏から見たところ。

サイバーだが落ち着きもある。


すでに竣工から四半世紀が経ったのか。