第177回ムジカーザコンサート | パーキンソン氏の気怠い日々

パーキンソン氏の気怠い日々

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

その後、難病パーキンソン病の確定診断が付きました。やれやれの老後です。

ムジカーザとは、代々木上原の急坂の途中に建つ音楽ホールの名前で、同所を運営する団体の名称でもある。


最大収容数120人という極小ホールで、30年間、地道な活動を続けてきた。








鈴木エドワード設計のこのステージに立つのは、生きる伝説、フランスの至宝のキャッチコピーを背負うジェラール・プーレ。御年87歳。

私は90代のイヴリー・ギトリスの舞台を何度も聴いているから、その年齢には驚かないが、技巧的にはよれよれだったギトリスに比べ、プーレのテクニックはキレこそないが、一点の曇りもない。熟成の果ての芳醇さがそこにはあった。





曲順はチラシではなくプログラムのほう。どれも名演だったがわけでも素晴らしかったのはドビュッシー。
プーレの父でヴァイオリニストのガストンが、ドビュッシーに請われて助言を行い、作曲家のピアノ伴奏で初演したという。まさに一子相伝の伝説的な演奏だ。


アンコールは3曲。


終演後のパーティはパス。出れば良かったかも(笑)。