現在、約35棟もの高層ビル群がひしめく新宿副都心。この広大な敷地が淀橋浄水場を埋め立てて整備されたことはよく知られている。
現在、その浄水場の遺構として、唯一残っているものと言われるのが、新宿中央公園富士見台の東屋(六角堂)だ。
浄水場時代から存在するのだから、ここから巨大な水溜まりを眺めて喜んていた連中がいたわけだろう。
私が初めて新宿副都心に踏み入ったのは1980年前後のことで、71年開業の京王プラザホテルを筆頭に、8棟くらいのビルはすでに建っていたが、都庁はまだ先の話でまだまだ広大な空地が広がっていたものだ。
これにて今年の超低山登り納めとする。