東京超低山登攀記6・新宿中央公園富士見台 | 出ベンゾ記

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ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。



現在、約35棟もの高層ビル群がひしめく新宿副都心。この広大な敷地が淀橋浄水場を埋め立てて整備されたことはよく知られている。


現在、その浄水場の遺構として、唯一残っているものと言われるのが、新宿中央公園富士見台の東屋(六角堂)だ。



浄水場時代から存在するのだから、ここから巨大な水溜まりを眺めて喜んていた連中がいたわけだろう。



私が初めて新宿副都心に踏み入ったのは1980年前後のことで、71年開業の京王プラザホテルを筆頭に、8棟くらいのビルはすでに建っていたが、都庁はまだ先の話でまだまだ広大な空地が広がっていたものだ。



下は六角堂を見上げる坂道。

近くに立つ碑によれば標高45mというが、公園自体が盛土の上にあるような地形なので、それをコミにした高さだろう。



看板の説明にある浄水場の煉瓦がこれだ。

これにて今年の超低山登り納めとする。