設備更新のため、1年ほども休館となっていた東京芸術劇場。そのリオープンのイベントについては先に少しだけ触れた。
外観・内観ともにほとんど更新前と変わらないと思っていたが、今回、通常のコンサートを聴くため中に入ると、見慣れない景色が目に飛び込んできた。

2階席ロビーの窓から。従来、曇りガラスのような加工がされていて、景色はほぼ見えなかった。
ピラミッド状の屋根?は、1階の大吹抜の頂上だろう。

上端中央の四角く見えるところだ。
そして、ピラミッドの奥には、解体の噂が絶えない豊島区都税事務所。大江匡の傑作だが、内観の資料はほとんどない。
豊島区はこの師弟競演の風景を、ぜひとも守ってほしい。
なお、当日のコンサートはこれ。

伊福部のゴジラのテーマは、ラヴェルのモチーフから来ているのか。