パーキンソン氏の気怠い日々

パーキンソン氏の気怠い日々

ベンゾジアゼピン離脱症候群からの生還をめざして苦闘中。日々の思いを綴ります。

その後、難病パーキンソン病の確定診断が付きました。やれやれの老後です。


東京タワーについて調べていたら、こんな写真を見つけた。



建設中の様子だが、ここに写っている建物で、タワーの次に高いのは左中央のシャトーのような洋館だろう。これは間違いなく慶應義塾の図書館だ。



これがいまの様子。と言っても左の洋館は図書館ではなくて東門だ。

この門の手前には、数年前にオープンした慶應義塾ミュージアムコモンズ(ケムコ)がある。

同所で開催中のガリヴァー展を覗きがてら、久しぶりにキャンパスの中も見てきた。



これがケムコの外観。

設計は慶應出身の柄沢祐輔という人なんだが、40代で夭折されたそうだ。



ジョナサン・スウィフトのガリヴァー刊行300年を機に、同作を振り返る展示が行われている。無料。



撮影ができないので、ウェブに公開されている写真を拝借した。



ミッキーマウスがいる(笑)



上は数年前、朝日新聞に連載された柴田元幸訳版。



ガリヴァー双六(笑)

さて、キャンパス内に移動。




朝倉文夫の塑像。



旧図書館。重文だ。曾禰達蔵・中條精一郎設計。ゴシック様式の傑作とされるが、東大の内田ゴシックよりも華やかで明るい。










2階へ続く階段踊場のステンドグラス。和田英作原画、小川三知制作。戦災に遭いこれは復元だそうだ。





夜のコンサートの前に東中野で用事を済ませた。いったん家に戻って休憩できる時間なのがありがたい。パーキンソン病は疲れやすく、疲れると薬の切れるのが早まるのだ。

家に向かう途中、中野氷川神社の前を通りかかったので、ちょっと寄ってみる気になった。10年ぶりくらいだろうか。パーキンソン病とは言わないが、うち続くめまいくらいはなんとかならないか、まぁ、ならないだろうな(笑)。





神社の境内の隅で。品種はわからないけれど、柏葉やアナベルのようにクリームがかってはいない。純白である。花びらの周りがギザギザなのも特徴的。



18時からサントリーホール。

ラフマニノフが快演だった。美しい旋律に溢れた曲だが、それだけにメロディを歌い上げているとすぐに飽和状態になってうんざりしてくる。だから、けっこう難しい曲だ。ヴァンスカはきびきびと、ときに前のめりになりながらオケを強力にリード。終楽章など豪放かつ華麗な世界を繰り広げて、観客は大喝采となった。









6時開始だと終演後にゆっくり食事できるのがありがたい。




サントリーホール近くのチャイニーズにて。




上記の展覧会を見に藝大美術館を訪ねたのは、台風が東京を直撃した翌日のことだったか、どうもハッキリしない。

ただ、市ヶ谷の駅から見えるフィッシュセンターが、完全に水没してしまっているのには驚いた。


普段はこんな景色なのだ。


さて、上野だ。





この展覧会はテーマに沿って深く掘り下げてゆくといったものではない。NHKうんぬんを外して見れば、観光地の美術館の常設展とさして変わりはないと思った。

ただ、初っ端に見せられた、この小さなセザンヌには打たれるものがあったなぁ。




絵が生きて呼吸をしているような…



フランシス・ベーコン



このピカソは、すでに自己模倣の段階だろうかな(笑)





石田徹也の紹介では日曜美術館が早かったんだそうだ。



こういうものもあった。工芸品も。



手のひら2つ分くらいの小さなセザンヌのほうが、芸術としてまさると私は思う。



台風の余波でめまいが酷く、こういうときの展覧会はひどく疲弊させられる。今後は気をつけよう。