小1までは、「まる、さんかく、しかく 」と言っていたのが、
小2からは、「正方形、四角形、円」などと名前が変わります。
あまり何も感じずに、まる から 円 に移行したように思いますが、
大人は忘れているだけかもしれません。
子どもにとっては、名前が変わることも難しく感じる要因です。
私の師匠 大迫先生の教室の生徒さんの面白いエピソードが載っていました。
「まるって 円っていうんだね。どうしてお金に変わるのかな?って思ってた」
なるほど!!
円は、丸い円ではなく、お金の円だと思ったのです。
さて、そう思いながら問題を読むと、変な問題!
お金って100円?10円?
なんで、お金の直径が10cmもあるの?そんなわけないやん。
子どもも、当然お金のことだと思っているから、わざわざ口に出さない。
そして大人も当然、円はお金のことじゃないと思っているからわざわざ口に出さない。
すると、子どもがなぜ問題が解けないか、親には理解できなくなっていくんですね。
子どもは子どもなりに一生懸命考えているのに。
私も、子どもの視点に立って考えないといけないなと改めて思いました。