昨日の読売新聞夕刊に載っていた記事
文部科学省の調査結果では、12%が進路問題で悩んでの自殺だった。
若い世代の死因第一位が「自殺」というのは、先進国7か国では日本のみ。
受験や就職試験に失敗することは、本人にとっては、本当に辛いこと。
死にたいと思うくらい辛いとき
1.自分で乗り越える強さを持っている
2.周りの誰かが支えてくれる
せめてどちらかがあれば助かるのに、本当に本当に悲しい。
親もいつ死ぬかわからないし、助けてあげられる状態にいつもあるとは限らない。
せめて親として、どんな時でも自分で乗り越える力を持てるように育てたい。
辛いときに、立ち向かえる術を。
算数の問題を通してじっくり考えゼロから解法を生み出すことのできる子を育てたい。
死ぬより他に方法はないのか、
粘り強く思考をすすめられる子を。
先日、誕生学という話を聞いた。
子どもは親を選んで生まれてくる。
どんな力持ちのお父さんも、どんなに偉そうな先生もみんな最初は0.1ミリ。
そして、例外なくお母さんのお腹から生まれて、愛情をもらって大きくなる。
どうか、親子の関係を今一度、振り返ってほしいと思う。
防げる自殺が少しでも増えるように。
算数ができなくても、受験や就職に失敗しても、
「いてくれるだけで嬉しいんだよ。」
そんなメッセージを、小さい頃から植えつけてあげてほしい。
どうかどうか、自殺が減るような暖かい家庭が増えますように。