25年振りの青春との対面
実家にて
「針、手に入った?」
「おお調べて買って来たから自分で調整してくれ」と親父。
適正針圧2.25gとある。アームのオモリの目盛りを2.25に合わせて。
恐る恐るターンテーブルに針を落とす。
中学生の時に我が家に来た、今ではもう余り見られないデカいシステムラックに収まる、これも今は亡きメーカーSansuiのAUシリーズのアンプ。
たぶん25年振りに「火」が入った。
たぶんその頃はLPからCDに音楽の記録媒体が移っていった頃。
たぶん僕もCDって裏返さんでいいし楽だなとか、小さいから持ち運びも便利だなとか思いながら、だんだんとマイLPの存在を忘れていった頃
今やつべで何でも見れる時代ではあるけれど
こいつらは僕が帰って来るのを待ってたんだろうな。
ああ、これこれ、この感触!この感じ。
ただいま、僕の青春の一部達。
そして
いずれ全てまた僕の手元に戻って来るその日まで
しばらくの間さようなら

