PPPDと診断されて、およそ3ヶ月後。
予約されていた診察日、総合病院のフムフム先生に会いに行きました。
(フムフム先生はPPPDと診断してくださった先生。詳しくはこちら)
治療自体は現在、めまいクリニックのニコニコ先生のもとでうまく行っているものの。
フムフム先生は前回、私のめまいに合ったリハビリを考えておくと約束してくださってたし、今ニコニコ先生のもとで治療を進めている件も伝えておきたいと思い、行ってきました。
しかし、長い……相変わらず、おっきな病院って待ち時間が長い……。
病院に着いてから、診察室に入るまで2時間以上かかったよ……。
PPPDめまいの場合、座ってるのも辛いことが多いから、この待ち時間がアウトで診察を諦める人もいるんじゃないかと心配になるほど。
思えば私も初めてここに来た時、まだSSRIによる治療前で体調が劣悪だったから、この待ち時間が本当に苦痛だったなあ。
ようやく名前を呼ばれ、診察室へ。
先生「やあ。
…あれから君のめまいに良いリハビリがないか考えてみたんだけど、なかなか思いつかなくてね。
この病気はもう、慣れるしかないから……。」
私「えっと、その件なんですが、報告があります。
前回PPPDと診断いただいてからすぐ、ネットでPPPDについて調べたところ、SSRIが効果がある場合があることを知りました。
次のこちらの受診予定が3ヶ月後とだいぶ先だったので、以前通っていためまいクリニックに相談に行き、SSRIを処方いただき、現在うまく行ってめまいが改善しています。」
先生「おお、そうかい!
SSRI、消化器系などに副作用が出やすいはずだけど、大丈夫だったのかい?」
私「吐き気がひどく、1錠も飲めず、半錠からにしてもらって1ヶ月後くらいに1錠に移行し、そのまま落ち着いています。
完全に慣れるまで2週間くらいかかったような気がします。」
先生「そうかあ、よく頑張ったねえ。
すまない。
SSRIは副作用が大きいので、僕の中では手段として除外していたんだ。
君にはそれがピッタリ当てはまったんだね!
では、今後はそちらのめまいクリニックで診てもらう方向でいいかな?」
私「はい。」
先生「そちらの先生にお手紙を書いて送っておくから、こちらでの診察は終わりになるけど。
何か質問はあるかな?」
私「そうですね……。
SSRIの断薬って、先生の経験上どれくらいで完了した方が多いですか?」
先生「すまないが、わからない。
というのも、この病院では急性期の病気のみの対応になっていて、診断がつけばあとは地元のかかりつけ医にお願いして終わることが多いんだ。
PPPDの治療については、そちらのめまいクリニックの先生の方が詳しいから、そこで確認するといい。」
過去記事でも書いたように、めまいクリニックの先生にも同じ質問をしたことがあるものの、フムフム先生のところの病院の方が規模が大きく、診てきた患者さんの数も多いように思えたので、聞いてみたのですが……。
そういう風に担当が分けられているとは知りませんでした。
主に診断するまで、が担当だったのですね!
PPPDを知っている先生を探すのも大変だけど、いざ診断がついても、今度は治療できる先生を見つけなきゃいけないって……。
本当にPPPDめまいの治療ってハードルがいくつもあって大変だなあと感じました。
このブログを書いていても、本当に多くの方が同じめまいに苦しんでいることを知ったので、早くスムーズに治療が進む体制が整うことを願わずにはいられません。
先生「僕は何もできなかった、すまなかったね。
君が通っているめまいクリニックの先生は、僕もよく知ってる頼れる先生だ。
がんばってね。」
私「とんでもないです、診断がついただけでも私はとてもありがたくて、本当に助かりました。
今後はめまいクリニックの方で、治療をがんばります!」
フムフム先生とは、これでお別れ。
先生が言っていたように、先生の中ではSSRIは手段として外されていて、私には伝えられていなかったので。
自分でネットで調べてSSRIについて知らなければ、今のような元気な日々はなかったかと思うと、ちょっと「おいおい、ちゃんと教えといてよー」と突っ込みたくはなるけれど。
それでも、フムフム先生が診断くださったおかげで、SSRIによる治療に入ることができて、今がある。
はじめと今がハッピーなら、間に残念な出来事があったとしても、「おかげさま」な出来事になったりする。
人生はオセロだ。
しんどいことも多いけど、それが「おかげさま」になるくらい、今をハッピーにしていこう。
これからのめまいの治療に関しては、近々まためまいクリニックのニコニコ先生に会いに行く予定。
引き続き、経過を書き綴って参りますので、どうぞよろしく♪
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