先日、SSRIによる治療に入る前に具体的にどんなめまいの症状があったのか、ご質問いただきましたので、思い返して書いてみます。

 

こちらの記事でも少し書いていたのですが↓

 

 


背もたれのない場所で、突っ立っていたり。(授業参観とか)

寝転んでいる時に、子供に揺り動かされたり。

スマホでスクロールしたり、テレビでブレる画面を見た時。

 

 

顕著にめまいを感じていました。

 

 

それ以外で具体的に、めまいを感じた時の状況を思い出してみると…

 

背もたれのない場合、立つだけでなく座っているのも辛かった。

 

歩いていると、左右どちらかに引っ張られていくように感じることが、よくあった。

 

電子書籍を読んだあと。

 

うつむき体勢で細かい創作活動をしたあと。

 

紙の本を読むのはまだマシだけど、細かい文字の羅列を没頭して読みすぎると酔う。

 

書店の本棚のように、整然と並ぶ大きな陳列棚の間を歩いたり、並んでいる商品を見渡す時。

 

人混みに出かけると、行き交う人々との距離感を掴みづらく、疲れた。

 

車や電車などの窓から、流れる景色を見た時。

 

とにかく目の疲れをいつも強く感じていた。

 

 

そんな感じかなあ。

 

 

めまいの正体が分からなかった時、具体的にどんな時にめまいを感じるか意識してチェックしてみたときに、これらの条件が出てきました。

 

結果的に、視覚から来る情報によってめまいを感じていることがわかり、そのことにもガッカリしたもの。

 

だって、朝目覚めてから寝るまで、視覚って使うじゃない。

 

上に挙げたような状況なんて、生活している限り当たり前に出会う状況ばかりだから、避けるのが難しい。

 

全部避けようとしたら……生活を楽しむことなんて、できない。

 

 

どうしたら防げるのか。

 

視覚から来ると言うなら、目がどこか悪いのか。

 

そう思って、目のことも色々調べて、斜位(リンク先の"斜視"ではなく、下の方に説明があるもの)があることがわかり、矯正するレンズを使用した眼鏡を着用するようにしてみたり。

 

結果、目の疲れがとれやすくなって、それはそれで助かったけれど、めまいがなくなるまでは行かなかった。

そうこうするうちに、PPPDについて知り、このブログで書いてきたような経緯でSSRIによる治療が始まったわけです。

 

 

 

最初に「めまいを感じた時の状況を思い出してみると……」と言ったように、今、日常的にめまいは感じなくなってます。

 

ただ、めまいを感じやすい体質というのはあると思うので、上記のような状況にどっぷり浸かると、疲れやすい、というのは残っています。

 

 

それでも、治療前だったら、1日の疲れがどっと出て、夕方以降ほとんど寝たきりだったこと。

 

休日子供たちと遊びにも出かけても、疲れてひとり車で寝込むことが多かったこと。

 

そんな頃のことを思い出すと、今は本当にありがたいくらいに元気に過ごせていると言えます。

 

 

まだ薬の減薬も断薬もすんでいないので、これが成功なのかはわかりません。

 

私も皆さんと同様、今できること、やってみようと思うことをやっていくしかありません。

 

やらかしながらでも一歩一歩、前に進んでいこうと思ってます。

 

 

めまいにお悩みの皆さんにとっても、良い治療法が早く見つかりますように。

 

これからも経験談など細かに書き記して参りますので、参考になれば幸いです。

 

 

ではでは、また♪
 

 

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