参考書をお返しして
サッと帰ろうとしたけれど
コーヒーを買ってきてくれたSさん
そして
車で送ってくれることになりました。
車を発進させてから
しばらくするとSさんが、
「家って〇〇らへんって
この前言ってたっけ〜??」
私「あ、そうです。」
Sさん「オッケー
それじゃあ近くなったら
家の前まで道案内よろしくね〜」
私「……はーい。」
絶対に教えないぞ!
途中でSさんが話し始めます。
Sさん「今日は◯✕△□〜」
小さな声でゴニョゴニョ聞こえました。
私「はい??
ごめんなさい聞こえなくて。」
「今日は会えて嬉しかった!」
私「?! あ、はい。」
Sさん「あの時(合コン)さ、
もこもこちゃんと共通の話題(資格)があって
良かったよ〜」
私「その説は
色々とありがとうございました。」
Sさん「共通の話題があったから
こうやって関係が続いたからさ。」
か…関係?
するとSさんが、
Sさん「実はね……僕さ、合コンの時、
もこもこちゃんは◎◎(幹事さん)が
好きなんだろうなって思ってて」
私「……。え??」
Sさん「だから僕と連絡取ってるのは
◎◎と連絡を取りたい為なのかと
思ってたんだよね〜」
私「そうなんですか?
だから何度も◎◎さんのこと
聞いてきたんですか?」
Sさん「連絡先聞きたいけど
聞けないのかな?って思って。」
私「なるほど…。」
Sさん「◎◎はモテるしかっこいいから。
ちょっと嫉妬してたんだ」
私「そ…そうなんですか?」
ん?
ずっとニコニコのSさん。
Sさん「でもさ…もこもこちゃん、
◎◎じゃなくて
僕と連絡取りたいって
言ってくれて嬉しかったです」
ん?
えっと…
あれ?
何か違うような…?
あれ?
若干のズレが発覚したこのあと、
さらにゾワゾワすることが起きました
つづく