中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています

公開日: 2024-02-24 / 最終更新日: 2024-02-24


登場人物(学年は2023年度時点)

TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中

TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中

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中学入試後のスマホ方針



(今回の記事はここからです)


中学入試が終わったらスマホを買い与える……という方針のご家庭も多いようですが、我が家はそのタイミングで子どもにスマホを使わせ始めることはやめました。


正直に言いますとそのような「使わせない」という信念がもともとあったわけではなく、むしろ中学入試終了のタイミングでスマホを買ってあげようという気は漠然とあったのですが、真剣に考えた末に「やっぱりやーめた」という結論にしたという次第です。


そしてTDの中学入学の時点では、

  • まずは学校のルールについて詳細を確認すること
  • TDが入学後にまわりのお友達の所有状況、使用状況を把握すること

を優先することとしました。


学校のルールは、持込禁止、届出をすれば所持OK、学校内での使用禁止(登校から下校まではロッカー保管必須というケースもあり)、所持も使用もOKなどなど、いろいろなケースがあり、また学年によって運用を変えている学校もあります。


そして、TDの中高一貫校入学後にTDの意見も聞いたうえで出した我が家の結論は以下の通りです。

  • スマホは与えない
  • 安全面を考慮してGPSは携帯する
  • TDに所有権があるノートPCは条件付きで使用OK
  • 親に所有権があるiPad(Wi-Fiモデル)は条件付きで使用OK(小学生時から学習用として使わせていたもの)
  • LINEのIDを取得して上記iPadで使用OK

これで中1、中2と過ごしましたが、特に問題は顕在化していません。

「今どきスマホくらいは……」という考えに真っ向から反論する気はあまりありませんが、以下の話が有名なのでいつもこの話で議論を避けています。
(ディベート部じゃあるまいし、両者の結論が変わるはずないのに議論しても意味がないので……)

(議論から逃げるための記事)

(つづき)


ちなみにTDが入学後に把握した周辺情報については本当に様々でしたが、ここでは具体的な記載を避けつつ、まあ、スマホ不所持でも特に困ったことになっていないということだけは強調しておきます。


コミュニケーション手段としてLINEがあるかないかは大違いですが、校内で使わない環境であれば自宅のiPadで使うことで支障ないようです。


学校がない日に友達と遊ぶ場合は、私がモバイルWi-Fiルーターを貸してあげることが多く、iPadをバッグに入れて出掛けています。

(待ち合わせ直前の連絡に使う程度)


というように、子どもの環境次第ではスマホは不所持でも支障がないケースがありますので、子どもに与えるかどうかは環境を見極めてから決めることでもよいと思います。

そして中高一貫校に通う中でも環境は少しずつ変化していくでしょうから、我が家もどこかのタイミングでTDがスマホを所持することになることは想定しています。

それまでの間は親の目が届きやすい場所で制約を設けながら自宅のiPad使用を通じて、デジタルデバイスの適切な使い方を身につけられるような方向への成長を促していく方針です。


(おしまい)



ご注意

※「我が家の流儀」はTDとTSのために構築したノウハウであり広く主張する意図はありませんので参考にされる場合は自己責任でお願いします
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません