登場人物(学年は2023年度時点)

TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中

TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中

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(今回の日記はここからです)


先日、妻がキッチンで調理していた際、キッチンから、


妻「なんだかボリューミーになっちゃったかも〜」


……と声が聞こえました。

こんなとき、「だからなんだよ、知らねーよ」と思っても……いやいや、思っちゃダメダメ……思わないのはもちろんのこと、

なにか反応してあげないといけません。

わかりますか、この機微が……独り言レベルの音量を超えた独り言は拾わないといけないのです!……これが夫婦円満の秘訣というやつです。
(ちなみに我が家の場合、この点では平等の概念がなく、これは片務的……つまり私だけの義務です……私の大きな独り言は誰も拾ってくれません……)

そのとき、子どもたちもいたんですけどね……誰かが拾えばよいだけなのですが、TDもTSもめずらしく勉強中でガン無視を決め込んでおり、仕方がないので私が妻から見えるところまで行き、

PPP「大丈夫、大丈夫。量が多くてもオレ様のこの豊満なお腹で受け止めて見せるぜ!」

……とうまく拾ったはずが、

見事にスベって痛恨のエラー!

……チッ、そんな瞬時にうまく大喜利ができるわけねーだろ(注: もともと大喜利のお題ではありません)……と、少し逆ギレしてしまい、

たまたま英語の勉強をしていたTDが横目に入ったこともあり、

PPP「中学生の前で和製英語を使うのはやめた方がいいんじゃない?」

……と「ボリューミー」をつい攻撃してしまったところ……

「え?そうなの?」

……となぜかTDが反応し、想定外の方向から声がしました……って、勉強に集中してたんじゃないんかーい……

しかし、ここがTDの素晴らしいところなのですが、速攻で紙の英和辞典を使って「ボリューミー」などという単語が存在しないことを確認していました。

そして、その日の夕食時……

「ボリューミー」な主菜とは別に、豆乳を使ったスープを食卓に出した妻が、

「うわ、クリーミーでおいしい!」と言い、

「どう?これは文句ないでしょ」的な顔で私を見ました。
(っていうか、どこが夫婦円満なんだよ……)

TDはこれにもまんまと反応し、

「え?クリーミーはあるの?」

と言いましたが、我が家のスゴいところ(?)の一つとして、子どもが自分で調べられるようなことには原則として親が答えを言わないというのがあり黙っていると、食事中にもかかわらずTDはまた英和辞典を繰り出しました。

「おお、ある〜」と言うTDには誰も反応せず、ついにはなぜかTSまでもが参戦し、

「ヘルプミーは?」
(もはや形容詞ではない……っていうか、単語ですらないけど英語としてなら「ある」……)

「キスミーは?」
(一つめと同じで「ある」けど、なぜこのセリフが小学生の引き出しに入っているんだよ……)

「じゃあ、……スイミーは?」
(すげえな、TS……どこまでが計算したボケなんだよ……末恐ろしいな……)

……という全然勉強と関係ない頭脳バトルが展開される中、次はスベるまい……と頭をフル回転させた私は……

昔、女の子向けのアニメで「クリィミーマミ」っていうのがあったんだけどさあ……
(まと子さん、クリミィー→クリィミー、修正しました、ありがとうございます!)

あれを見てた子たちの多くは、今はもう、

「ボリューミーマミー」(ボリューミーなママ)なんだろうなー


……と、

あっぶねー! 思わず口に出しちゃいそうになりましたよ!

こともあろうに自分がディスった和製英語を使ってブッこむ内容としてはデンジャラス極まりないじゃないですかー!

……とりあえず優勝はTSですかね……そして我が家の夫婦円満はいったいどこに……。


(おしまい)



独り言(不定期更新)

そういや、この「独り言」もけっこうスルーされている気が……


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