登場人物(学年は2023年度時点)
TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中
TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中人気シリーズ記事
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(今回の日記はここからです)
家族でゆっくり過ごすお正月……これもなかなかよいものですが、それでは一日中、自宅にこもっていてよいかというと、小学生がいるとちょっとは外に出ないとなーと私は思ってしまいます。
2年前、TDが6年生で中学入試の直前期、そしてTSは2年生という年も元日に少しだけ外出したという記録が残っていました。
(2年前の記事)
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というわけで今年も……と思ったのですが、近年ずっと元日営業していた同じ商業施設が今年は元日営業をしないとのこと……この傾向自体は社会的に好ましいと思う反面、小学生の保護者としては選択肢が減ってしまい、じゃあ、公園にでも行くか……と思ったのですが……
1軒やってそうなお店を思いついて、そこに行くことにしました。
(公園もいいんですけどね……中学生女子はブラブラ散歩はOKだけどもう激しく遊ぶ気にはならず、小学生男子には散歩は退屈で激しく遊びたい……と、現在の我が家での家族全員で行く先としてはちょっとフィットしないんですよね……)
その今回の行き先のお店で、ちょっとした趣向を思いつきました。
- 上限は税込みで1人300円
- メモは禁止
- お釣りは親に返却
- もし300円を超過してしまったらレシートを見ながら300円を下回るまで親が容赦なく商品を没収(例えばあえて一番単価の高いものを没収するのもアリ)
これはですね、知育的な言い方をしますと、計算力とワーキングメモリーを鍛えているわけですが、もちろんそんなものは後付けであり、我が家の教育方針の一つである「勉強以外のところで頭を動かしまくる(ことを楽しむ)」ことのほんの一例です。
TDとTSはわりと成績がよいので「地頭が良くてうらやましい」というようなことを言われることがあります……そこには「生まれつき」のようなニュアンスが常に含まれているように感じますが、実際の「生まれつき」がどの程度かは別にして私としては「幼児期からずっと上記のような頭の使わせ方とそれを机の上ではなく遊びの一環として楽しんでやるということをあの手この手で習慣づける」ことによって(後天的に)「地頭を鍛える」取り組みを山ほどやってるんだけどな……と内心では思っています。
さて、今年の元日の結果は……
(レシート)
TDは少し余裕を残して293円、TSはギリギリを攻めて297円でいずれも成功でした。
これは「300円に近い方が勝ち」ではないので勝ち負けはありません。
TDは細かい金額調整よりも自分の欲しいものを優先していましたし、TSは逆に「ジャスト300円狙い」だったようです。
TSによると「表示されている税込金額ベースの合計で300円ピッタリにしたはず」と言っており、その計算結果を信じるとして、実際の会計では「先に税抜金額の合計を出してから税込金額にしている」としたら、なんで違いが出るのかな〜というところまでをTSには考えさせてみました。
(まだ「割合」を習っていないはずですが、わかったかな〜……ヒントとして「8%だから100円だと108円、それでは30円だとどうなるかな〜」とだけ言っておきましたが……)
これもこの時点で「正解」を求めているのではありませんよ……自分で「なんでだろう」と思うこと、そして「理由を解明したい」と思って考えることの方が大切なのです。
そしてこれを中学受験に無理矢理あてはめるとしたら……例えば大手塾Sなどで同じ授業を受けたときに上記のようなマインドセットや習慣を持っている子どもと持っていない子どもとではどのくらいの差がつくのか……まあ、私には本当のところはわかりませんし、最近は中学受験での勉強の出来をちょっと軽視しているのであまり興味もありませんが、全部「生まれつき」だと考えるのもどうかなーと思っています。
(おしまい)
独り言(不定期更新)
意図をマジメに書くと「遊び感覚」が伝わらない……文才の限界か……
ご注意
※ブログ構成変更を試行錯誤中のため、更新通知をオンにしている方にはご迷惑をおかけするかもしれません