中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています
公開日: 2022-04-03 / 最終更新日: 2024-02-21
登場人物(学年は2023年度時点)
TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中
TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中人気シリーズ記事
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学力はそんなに急に上がらないし下がらない
(今回の記事はここからです)
TDの中学入試が終わってからはやはり真っ最中のときよりはいろいろなことが客観的に見られるようになった気がします。
TSも通塾をスタートしていますが、4-5年生ですと我が家ではまだまだテスト結果をあれこれ気にする時期でもないですし、親としてはわりと落ち着いて冷静に考えられるようになってきました。
(まあ、フタリメですしね)
そこであらためて思うのが、記事タイトルの通り、学力ってそんなに急に上がったり下がったりしないよな……ということです。
ちなみにテストの結果は急に上がったり下がったりしますよ。
でもテスト成績の急なアップダウンの背景にあるのは学力の変動ではないことが多いだろうなーという意味です。
一番イメージしやすいのは「ミスの多寡」ですよね。
まあ、「ミスも実力のうち」という考えに反対まではしませんが、小学生ですからねー、なかなか撲滅まではできないのではないでしょうか。
そのような中でも急に上がったり下がったりしにくいタイプというのはやはり優秀層の方に多いと思います。
優秀層でも「ミスでやらかす」ことはあると思いますが、やはり「得意/不得意」がない……というか、不得意がない、得意しかない、全部得意(?)ということで、テストではいつも好成績、ミスで多少の下振れがある程度(ごくたまにやらかすことあり?)ということなのでしょう。
どの層でも勉強すればするほど学力は上がると思います。
ですが、それはきっと地道に上げるしかないはずです。
テスト結果に「一喜一憂すべきでない」と言われる背景はおそらくこんなところなのではないでしょうか。
故・野村監督の言葉で「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあります。
これはテスト結果にも当てはまりそうです。
「不思議の勝ち」は再現できるならよいですが、おそらく再現できるとは限らないから「不思議」なんでしょう。
(例えば、不思議とできる問題ばかり出た……というようなときですね)
そして「負け」については再現しないように対策が必要ということかと思います。
(見つかった穴をふさぐ……というようなかんじですかね)
テストの結果に対しては「健全な範囲で一喜一憂する」というあたりがちょうどよさそうですが、それとは別に本質的な学力が少しずつ右肩上がりになっていっているかという観点を見失わず、日々の取り組みにより着実な学力向上を図るべきだと考えます。
(おしまい)
ご注意
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません