中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています
公開日: 2022-02-12 / 最終更新日: 2024-02-14
登場人物(学年は2023年度時点)
TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中
TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中人気シリーズ記事
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女子で算数を得意科目にすると相当有利
(今回の記事はここからです)
TDが新4年生で大手塾Sに入塾した後、テストのデータ等を見て、科目によって得意・不得意に男女差があることに気がつきました。
多くの方々が認識していることだと思いますが、算数は男子の方が成績が良く、国語は女子の方が成績が良いという傾向があり、大手塾Sのテストの男女別データを見る限りは、結局この傾向は6年生の入試直前になっても変わることがありませんでした。
そこで我が家としては「女子で算数が得意科目だと特に女子校の受験では相当有利になる」と感じ、新5年生時あたりから長期的な取り組みによってTDを「算数女子」にすることを計画しました。
(当時これを「算数女子化計画」と呼んでいました)
この取り組みが良かったのかどうかまでは判断できませんが、大手塾Sの「マイページ」に載る直近5回のTDの平均偏差値は全てのテストが終わった時点で科目別だと算数が最も高く"69.8"とのことだったので「算数女子」にはなることができたのではないかと思います。
(注: 偏差値にはあまり勘所がないのですが、6年生の最後の方のテストは高偏差値が取りにくいのでおそらく女子では立派な数字だと思います)
ただ、親から見るとTDは天才的なひらめきがあるようなタイプではないですし、処理が速いわけでもなく、算数の素養に恵まれているとは決して言えないタイプなので、「天然物」の算数男子/算数女子とは異なり、コツコツと努力してきた「養殖物」というかんじです。
逆に言いますと、公文や算数塾などの経験もなく、先取りなんてしていなくても、そして特に素質に優れていなくても、大手塾Sの教材で正しく努力さえすれば(特に女子の)中学受験の算数ならたいていはなんとかなるのだと思います。
ちなみにTDの強い希望により6年生前期にほんの少しだけ『中学への算数』に取り組んだことを除き、教材としては大手塾Sで配布されたものしか取り組んでいません。
(よくブロガー様が紹介している「プラスワンなんとか」とか「なんとかの手筋」のような問題集などに手を出す余力はなく、その手のものは一切購入せず本当にテキストで精一杯でした……ちなみに同じ問題を何度も解くようなこともしていません……みなさん、なぜそんなに幅広く取り組めるのか不思議でした……)
なお、TDの新4年生時の算数の偏差値は、
- 新学年組分けテスト(1月): 59.3
- 3月度組分けテスト(3月): 60.0
なにがよかったのかまでは軽々しく明言はできませんが、5-6年生時のTDを見ていて、
- 算数を好きになれること
- 楽しめること
- コツコツ努力できること
- チャレンジが好きなこと
- 簡単に諦めないこと
(おしまい)
ご注意
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません