中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています

公開日: 2022-02-10 / 最終更新日: 2024-02-16


登場人物(学年は2023年度時点)

TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中

TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中

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算数だけは親が丸つけをする



(今回の記事はここからです)


TDは大手塾Sに新4年生で入塾して以降、家庭学習においてかなりの時間を算数に割きました。


データを取ったわけではないので肌感覚ではありますが、家庭学習の50-75%は算数だったという印象です。


そんな中、我が家では家庭学習において算数だけは高学年になっても実質的に親が常に丸つけをしていました。


厳密に言うと丸つけ自体はしておらず、親が解答をチェックして正解か不正解かを伝え、子ども自身がノート、テキスト、プリント等に赤ペンで○か✔︎をつけるという手順です。


その理由はとても単純で「不正解の場合に正解するまで解き直したい」ので、それまで正答がわからないようにしておくためです。

これは親が勝手に決めたやり方というわけではなく、子ども自身に「どうしても自力で正解に辿り着きたい」(自力で辿り着けないとくやしい)と思わせるように丁寧に誘導し、その結果、子どもの方も「間違っていた場合に正解を見ずにやり直したいから、パパ(ママ)に正誤のチェックをしてほしい」と考えるようになり、我が家ではこういう手順が「当たり前」になっています。


ちなみにこれは算数だけの話であり、他の科目は子ども自身がしていますし、中学入学後の数学ではTDもさすがに親を頼らなくなっています。

(例外として大手塾Sのテスト時の採点前答案については科目にかかわらず親が採点をすることがあります)

なお、どうしても正解にたどりつかない場合は、もちろん「降参」することもOKとしており、「降参」するかしないかは子ども自身の判断に委ねています。


問題によっては、ある程度時間をかけてでも考え抜いた方がよいというものもあり、あまりあっさりと「降参」してほしくない場合もあるのですが、TDはなかなか粘り強いのであまりその心配はありませんでした……と言うか、諦めが悪いので時間ばかりかかって効率が悪いことの方が多かったかもしれません。


なお、この「算数だけは親が丸つけをする」という方法についてはTDのみならずTSも全く同じように実施しています。


(おしまい)



ご注意

※「我が家の流儀」はTDとTSのために構築したノウハウであり広く主張する意図はありませんので参考にされる場合は自己責任でお願いします
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません