中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています

公開日: 2022-02-08 / 最終更新日: 2024-02-13


登場人物(学年は2023年度時点)

TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中

TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中

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睡眠時間を重視する



(今回の記事はここからです)


我が家では子どもの睡眠時間をとても重要視しています。


睡眠の方が勉強よりも大切だと考えているため、夜遅くまで勉強するなどということは一切ありません。


そんな我が家の具体的な平均睡眠時間の目安は下記の通りです。

  • 小学1-3年生: 10時間/日(10h×7d)
  • 小学4年生: 9.7時間/日(10h×5d+9h×2d)
  • 小学5年生: 9.6時間/日(10h×4d+9h×3d)
  • 小学6年生: 9.0時間/日(10h×2d+9h×3d+8h×2d)
  • 中学生時: 8時間以上/日


この目安は「米国睡眠医学会」の指針を参考にしており、その指針では3-5歳で10-13時間、6-12歳で9-12時間、13-18歳で8-10時間となっています。

(下記に外部リンクを貼りますが、米国CDCのウェブサイトでも引用されており、有力なエビデンスに基づく指針であることがお分かりいただけると思います)


(外部リンク)

🔗子供の睡眠時間、足りてる?(ヨミドクター)

🔗Getting Enough Sleep?(米国CDC)



……と言ってみたところで、我が家の睡眠時間の目安については、おそらく「長い」と思われる方がほとんどでしょう。


ただ、当ブログの読者層の方でしたら「日本人の睡眠時間が短すぎる」ということはよくご存知のはずであり、それは日本社会がそういう仕組みになってしまっているからだということは間違いありません。


ちなみに私も慢性的な睡眠不足です。


……が、我が家はその影響を子どもには及ぼさないようにして「なんとか食い止める」という信念に基づいてこれを実践しています。


子どもたちの起床時刻は、フルタイム共働きという事情により、中学入学前まで6:15に固定しています。

(中学入学後は通学時間に応じて調整しています)


一般的には朝型と呼ばれる生活になりますが、学習面での効果などを重視しているわけではなく、「7時台に保育園に送り届けなければならない」という事情からこうするしか選択肢がなかっただけです。


そして、基本的な就寝時刻は20:00(小5以前)または21:00(小6)です。

(その時間に寝室に入り、15分以内を目安に入眠するというルーティンです)


小4以降は大手塾Sの通塾日のみ就寝時刻が1時間後ろ倒しになってしまうため、少しずつ睡眠時間が短くなりながらも小6の受験学年でもなんとか9時間以上を死守しています。

(小6では通塾日の睡眠時間が8時間になってしまうため、その翌日を10時間睡眠とすることにより負債を返済して平均9時間をキープ)


正直に言いますとフルタイム共働きで子どもたちを20:00や21:00に寝かせるというのはなかなか至難の業ですし、家庭学習時間の確保という意味でも厳しい面があることは確かです。


しかし我が家はこのような睡眠時間重視を貫き、TDの中学入試は6年生で平均9時間睡眠でも成功裏に終わりましたし、TSもこれについては同様の方針のまま中学入試に臨みます。


とはいえ、これでも上記の米国睡眠医学会の指針(6-12歳で9-12時間)ではギリギリセーフという低水準です。


我が家の睡眠時間は中学受験界では異端でしょうし、その自覚もありますが、勉強時間などと同様、睡眠時間についても他人と比べるようなものではないと考えていますので、「よそはよそ、うちはうち」を貫きます。

(なお、2022年組には同様に9時間睡眠で中学入試に臨まれたブロ友様が複数いらっしゃり、大変心強かったです)


(おしまい)



ご注意

※「我が家の流儀」はTDとTSのために構築したノウハウであり広く主張する意図はありませんので参考にされる場合は自己責任でお願いします
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません