中学受験や中高一貫校についての我が家の独自ノウハウをご紹介しています

公開日: 2021-07-07 / 最終更新日: 2024-02-18


登場人物(学年は2023年度時点)

TD(中2長女): 中学受験を経て首都圏の中高一貫校に通学中

TS(小4長男): 地元公立小から中学受験を見据えて大手塾Sに通塾中

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鉛筆を無駄なく使い切る(後編)



(今回の記事はここからです)


(🔗前編の記事からの続きです)


我が家で実践している、鉛筆が短くなったときの工夫を前編・後編にわたってまとめています。


後編の今回は前編で紹介した鉛筆ホルダーを卒業させたあとの工夫です。


簡単に言うと、高品質な鉛筆ホルダーを使った後、さらに短くなった鉛筆を新しい鉛筆に瞬間接着剤(ゼリータイプ)でくっつけるというものです。


具体的な方法は写真を使ってご説明します。


(合体前の写真)


左が新品未使用の鉛筆、右が短くなった鉛筆です。

(この写真を撮ったときはちょうど頂き物のキャラ鉛筆消費強化期間中だっため、新品未使用の方はすごく子どもっぽい鉛筆になってしまっています……TDの名誉のために書き加えると、学校(キャラ禁止)や塾(恥ずかしい)で使ったわけではなく、キャラ鉛筆はすべて家庭学習のみで使い切りました)


そして瞬間接着剤で合体させたあとの写真がこちらです。


(合体後の写真)


瞬間接着剤は必ずゼリータイプを使用します。


我が家では当初「アロンアルファ」を使っていましたが、接着面が小さいため使用量が少ないうえにノズルの先端が固まって(妻が)イライラするので、今は下記リンクのような100円ショップの超小容量タイプ(1g×4個)を使っています。


(外部リンク)

🔗ダイソーネットストアで見る


瞬間接着剤は手につかないように注意し、少し強めの力で両手で鉛筆同士を圧着させ、はみ出た接着剤は紙の切れ端を1-2回折ったものなどをヘラのように使いサッと取るとキレイに仕上がります。


接着剤が乾いてからは通常の鉛筆と同様に使うことができます。


最初だけはその長さに慣れませんが、不自然な力を加えなければ普通に使えるはずです。


TSはわざとおかしな力のかけ方(てこの原理を体験?)をして何回か接着部分を破壊して妻の逆鱗に触れていましたが、まあ、「男子あるある」でしょう。


外れてしまって再接着が難しそうな場合は、サンドペーパー(紙やすり)などで接着面を平らにすると再接着しやすくなります。


それと、接着部分に圧力がかかるような鉛筆削りの使い方は厳禁です。


鉛筆側をねじるように回す携帯タイプの鉛筆削りを使うと接着部分が外れてしまう可能性があります。


我が家ではカール事務器の「エンゼル5プレミアム」という定番かつ高評価の鉛筆削りを長年愛用しており、このようなタイプであれば全く問題なく通常の鉛筆と同じように削ることができます。


ご興味がある方は下記リンクの記事をご覧ください。


(関連記事)

🔗【推し】「エンゼル5」(鉛筆削り)


そして、短い方の鉛筆がいよいよ天寿をまっとうする直前の写真がこれです。


(短い方の鉛筆がなくなりかけている写真)


接着部分がわかると思います。


たまたまですが、キャラ鉛筆の方には独特な縦縞状の木目があり、継ぎ目がわかりやすくなっています。


(別の「なくなりかけ」時の写真)


このまま接着剤ごと通常通り削りながら使い続けます。


最終的には継ぎ目部分でポキッと折れることが多いですが、そのときに折れる部分の長さは5-10mmくらいなので、使い切った感は十分味わえます。


(使い切ったときの写真)


鉛筆の経済的価値を考えると、このような取り組みは手間の割にたいした節約にはなりません。


ただ、今の子どもは環境問題(?)にも敏感ですし、モノを大切に使うという意味でも、短くなった鉛筆を捨てずにこのような形で使い切るというのもなかなかよい経験になるのではないかと思い、長い間、実践しています。


我が家では、TSが中学受験を終えるまで、このセコい工夫を続けるつもりです。


(おしまい)



ご注意

※「我が家の流儀」はTDとTSのために構築したノウハウであり広く主張する意図はありませんので参考にされる場合は自己責任でお願いします
※我が家にとってフタリメのTSが中学受験を見据えている状況のため、記事の内容についてはTSの取り組みを通じて修正/改良等を重ねていく可能性があり、それに応じて記事を随時更新する可能性があります
※リブログ、リンク等は事前確認なしでご自由にしてくださって構いません