房室ブロックとは、心臓全体へ電気刺激を伝えるための通り道、刺激伝導系の中にある、房室結節付近が障害されることで、心室に電気刺激が十分に伝達されず、徐脈となる不整脈のこと。
中でも、モビッツII型房室ブロックや完全房室ブロックは、致死性不整脈と呼ばれる生命に危機を及ぼす危険な不整脈に繋がることがある。いわゆる心肺停止状態。
こういった徐脈性の不整脈はとても危険なので、適切な治療をする必要がある。そこで活躍するのがペースメーカ。
ペースメーカ適応不整脈は、他にも徐脈性心房細動や洞不全症候群といった徐脈性不整脈も、教科書的にはペースメーカの使用が検討される。
また、不整脈非薬物治療ガイドラインでは、
・脈拍が40回/分未満の場合
・3秒以上の心停止を認める場合
・めまいや失神、心不全症状がある場合
ペースメーカの使用が検討されると記載されている。