ど〜も〜


昨日、転移疑いを告げられました。


まだ「疑い」なので、希望は捨てません。

転移してても希望は捨てませんけどねっ!


昨日は10時予約でした。

私はもう有休が残り5時間しかなく、時間休を取っての通院でした。

いつもものすごく待たされる病院。

予約時間枠の1番を狙って、9時に受付を済ませました。

が、待てども待てども呼ばれません。

貴重な有休がどんどん消化されます。

11時頃、やっと呼び出し機が鳴りました。


約2ヶ月ぶりの、グッドルッキング主治医です。

もう、ね、初見から格好いい。

モチベも上がるってもんです。


体調はいかがですか?

から始まり、手足の痺れが残っていること、骨折しちゃったことなどを報告。

手足の痺れは仕方ないので、温めてね。骨折はかなり驚かれ、ゆくゆく運動して筋力つけてね。

みたいな感じでした。


そして、肝心の検査結果。


CTの結果をクルクルしながら

ここね、右の肺、2箇所白いところがあるんです。肺転移の可能性があります。


と、言いにくそうにお話されました。

聞いた瞬間、胸にずーーーんとしたものがこみ上げてきました。

転移…かぁ…。


腫瘍がものすごく大きかったし(11.5cm✕9.0cm)検査から手術までの間に倍のサイズに成長してたので、なんかあるだろうと思っていたので、ずーーーーんとしながらも、やっぱり?という感情が先に立ちました。


言葉に詰まる私を察したのか、山田先生は


腫瘍マーカーは下がっているんです。ふじこさんはね、手術前はすごく高かったんです。でも今は上がっていない。

でも肺に2つ白いところがある。癌は丸く写る事が多くて、こっちはイビツだから違うかもしれないけど、こっちが怪しい。炎症でも白く写ることはあるから、今は何とも言えない。

でもね、仮に癌だとしても2個なら取れるから。3ヶ月後にもう一回CT撮りましょう。

そこで大きくなってたらPETやります。呼吸器外科の先生とも連携します。

小さくなることも消えることもあります。


…と、なんとも言えない、真っグレーな説明を受けました。


初めて告知を受けたときほどではないものの、何かしら覚悟はしてたものの、「転移」というワードは、かなりの破壊力でした。


お会計を済ませ、手術かぁ…また休まないといけないなぁ…痛いのやだなぁ…また抗がん剤やるのかなぁ…放射線とかもあるのかなぁ…気持ち悪いのもやだなぁ…

死んじゃうのかなぁ…


そんなことをぼんやり考えていました。

つい先日、大好きだった祖母と、忙しい母に代わって私を育ててくれたおばさんの夢を見たので、あの二人がいる世界なら怖くないなぁ…


転移が確定した訳でもないし、ここから手術して日常を送られている方も沢山いらっしゃるのはわかっているけど、ダークサイドとでも言うんでしょうか?気持ちはどんどん落ちていきました。


そして、考えずにはいられないのが、高1、小6、小2の3人の子どもたちのこと。

高1の娘は精神的に脆く、まだまだ私の支えが必要だと感じています。

小6の息子は思春期に片足を突っ込み始め、並んで歩くのを嫌がるようになってきましたが、時折甘えてくる姿に私はまだまだ必要とされてるな…と感じます。

小2の息子は甘えん坊。この頃は「ママ不足」と言いながら、「かっちょん」と乾電池を入れる擬音を出しながら私にくっつくのがブームです。


このこたちの5年後、10年後の未来に、私が居ない世界があってはいけない。


治る!生きる!

気持ちを常に強く保たねば!!