※個人の体験談ですので主張が絶対正しいとは限りません。幅広い情報の収集を推奨します。
はじめに
この知恵ノートを書いている人物は左利きです。箸と鉛筆は矯正され右手で使用します。
①『箸・鉛筆を右手で使えるようになる』=『右利きになる』 ではない
「社会にでるとほぼ全ての物が右利き用に作られているので不便」という話をよく耳にします。実際その通りであり不便です。私も両親にそう言われ箸を右手で使うよう教わりました。
缶切り・ハサミ・自動改札など左利きと相性の悪いものはたくさんあります。
しかし、箸を右手で使えるように訓練した場合、『箸は右手で使う左利き』になるだけで『右利き』になるわけではありません。
これに関しては1歳以下なら『右利き』になるという話もありますが、自身が体験したわけではないのでわかりません。
あなたの周りにも『左利きだけどアレは右で使う』、『利き目とかの検査した結果生まれは左利きだったかも』と言ってる人はいると思います。
嫌がる本人に無理強いしてまで覚えさせたが『箸は右手で使う左利き』になっただけで社会にでたら不便のままということもあることを知っておいてほしい。
②吃音症 左右盲などになる恐れ
吃音症、通称どもり。正確には矯正することで起こるのではなく、矯正時のストレスが原因と言われています。
私は一旦どもると深呼吸しないとうまく喋れない、普段早口なのに早口言葉が苦手などの症状があります。(診断されたわけではないので吃音症では無いかもしれない)
吃音症に関しては他のストレスによる影響も考えられるため100%矯正のせいと断定できませんが、心の病になる可能性があるほどのストレスを大した理由でもないのに強いるというのはおかしいと思います。
左右盲はまだ未知の部分が多く、医学的な用語ではありません。
症状は『左右についてとっさの判断ができない』。「危ない右!」など言われてもどちらが右でどちらが左か少し考えなければわかりません。
これについても100%矯正のせいとは断定できず、それどころかまだ謎が多く科学的根拠は今の所無し(昔読んだ海外の本には絵描きなど芸術分野の人が突然この症状になる場合があると書いてあった)。
しかし、左利きは全体の10%~15%くらいと言われており『矯正を経験した左利き』は全員が矯正経験者だと仮定しても15%にしかならない。全くの無関係であるのなら左右盲の人間が左利き矯正経験者である確立はどんなに高くても15%程度になるはずが、実際には左右盲の人は左利き矯正経験者が圧倒的に多いのだから無関係というのはあまりにも強引。(矯正関係なく左利きに多いと言う説もあるらしい)
不便さを無くすために矯正したつもりが、逆に社会に出た時に不便になってしまうケースがあることを知っておいてほしい。
③周りの差別や無理解による苦しみ
これは矯正関係なく左利き全体の話かもしれません。
私の祖父はとても温厚な人だったのですが、小さい頃に1度だけとても大きな声で怒鳴られた事があります。「お前左利きか!」と。褒めてもらおうと憶えたての平仮名を誇らしげに書いた私は訳もわからず謝り続けました。
両親もテレビなどで箸や鉛筆を左手で使う芸能人を見ては「こいつぎっちょか」と嫌そうな声をあげます。(箸鉛筆は右で使うとはいえ左利きの私がその言葉を聞いてどう思うかくらいわかりそうなものですが)
こうした経緯もあり、私は鉛筆も箸も右で使うため周りから右利きだと思われていました。
しかし、日々の生活の中で左利きであることがわかった途端「道理で頭がいいと思った。左利きか」と言われ真面目に努力しようが「左利きだから出来る、やっぱり左利きはデキが違う」と言われるように。
かと言ってそこまで親しくない左利きの人間に「俺も左利き」と言うと「左利きはかっこいいって勘違いしてるやついるよね」と嫌味を言わたり……(左利きの方なら一度は経験があると思いますが、他に左利きがいないか探してしまう。私が右で鉛筆持ってる姿を見たことがあったのだろう)
体育の授業中、左バッターボックスに立った所「ふざけず真面目にやれ」と教師に怒鳴られたこともありました。
右と左がとっさに判断できないというと「馬鹿なだけ」と言われます。左右って猛勉強して覚えるものではないと思うのですが「そんな症状聞いたことがない。ただの努力不足」なのだそうです。