こんにちは!ひろかわかよこです。


今日は夢について書いてみたいとおもいます。



夢って不思議ですよね。


ストーリーがあったりなかったり。日常生活の延長のようなときもあれば壮大なスケールだったり荒唐無稽な展開だったり。

現実世界ではありえないことも夢の世界なら体験できてしまいます。


みなさんも何度も繰り返し見る夢や情景やシチュエーションが印象深くいつまでも覚えている夢などあるとおもいます。


夢は私たちの潜在意識=無意識と深く繋がっているといわれています。

夢を見ているとき、私たちは自分の無意識を通してさまざまな次元にアクセスしているのだとか。

その次元には

これから起こること、問題解決のヒントやインスピレーション、高次元存在からのメッセージ、肉体からのメッセージ、過去世の情報などなど

朝起きてその内容を忘れてしまうのはもったいないほどの情報がたくさん含まれているといわれています。


見た夢を忘れないように覚えていて、その内容を顕在意識下で考察したり意味を検索してみたりすると、あっと驚くメッセージが現れることも多々あります。


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私の体験上、夢の世界と現実世界をいったりきたりしているまどろんでいる状態のときは特に夢のメッセージ性のようなものが強く現れるような気がします。

まどろみ状態の時になにか質問をすると不思議と答えがやってきます。


ほぼ毎朝、私はこのまどろみ時間を活用してその日のスケジュールを夢に尋ねて一日の確認をしています。

朝ごはんの内容、この日の仕事、やること、着る服のテイスト、一日の流れ。

もっと細かいことも聞いてみます。

一日のどのあたりにエネルギーを集中させればよいのか、あるいは一日満遍なく平均してエネルギーを使うのか。どんなことが起こりそうか、などなど。

これらの情報を受け取ってから目覚めて活動すると、身体がそれらを覚えていて一日の流れがとてもスムーズです。


おもしろいですよね。

夢からの回答は的確で信頼できる有能な秘書のようです。オートマチックにやってくるこれらの情報には本当にとてもお世話になっています。


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夢の中で夢を見ている自分に気づく、無意識次元にいながらこの次元の意識がある状態で見ている夢を「明晰夢」といいます。

明晰夢にはさまざまなメリットがあるようで、練習すれば誰でも見れるようになるのだとか。


私もよく明晰夢を見ます。私の場合、明晰夢はとても頻繁なので、もしかしたら殆んどの夢がそうなのかもしれません。


最近の明晰夢でよく覚えているのは、夢の中で短い夢を見て起きて、その夢を分析し、分析し終わると次の夢が始まるというもの。(すべて夢の中で、です)。

その短い夢にはそれぞれストーリーがあるにも関わらずひとつひとつの夢の展開速度がどんどん速くなっていき、夢を見る→分析する、の繰り返しが続きます。


結局この日は眠った実感があまりないまま朝を迎えてしまいましたが、夢の意味を直感的に把握するいいトレーニングになりました。笑


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Facebookをご覧くださった方はご存知のこととおもいますが、先日、自らの不注意で目を怪我してしまいました。(おかげさまで順調に回復しております。)

眼球修復のため視覚を遮断した時間は、まるで深海に住むシーラカンスのように暗闇のなかでじっと回復を待つひとときでした。

それは夢の時間にとてもよく似ていました。

ゆらゆら漂いながら引き伸ばされたり凝縮したりよじれたりする意識。何度も現実と夢を行ったり来たり。

その世界は生暖かく優しく、どこまでも暗くどこまでも深い世界でした。


そうそう、私が目を怪我をする10日ほど前に「私が目を怪我する夢」を息子が見ていたのでした。

正夢になってしまい息子はかなりびびっていましたが、夢で未来を見ていたのですね。笑


こんなことも近しい関係性ではよくあるのだとおもいます。


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ここで、先日の夢をひとつ。


長髪を束ねた白い装束の背の高い男性が出てきました。

この人を感じたその瞬時に

「だいじょうぶ。なにも心配することはなくてすべてはパーフェクト」

という絶対的な安心感と安堵感、穏やかで満ち足りたエネルギーに包まれました。


名前を聞くと、その人は「マヒト」と名乗ってくれました。

「マヒト」という響きは私の脳内で漢字に変換され「真人」という文字で表現されました(※)。

そこで「真人」と認識しようとすると、その存在は「きりひと」とも名乗ります。

「きりひと」という響きは脳内で「桐人」に変換され、そこで目が覚めました。


※ 文字が示されること、この夢のように文字が変換されることなども私の夢ではよくあります。住所が記されたメモを持っていたり、4桁の番号やアルファベットを標されたりすることも。文字として認識すると記憶に残りやすいのかもしれません。




さて。

その日の仕事を終えて一息ついた後、夢の内容を忘れないうちに分析してみることにしました。

まずは「真人」を調べてみます。


〉「真人」

〉真理を悟って人格を完成した人。道教で理想とされる最高位の人。俗世界を超越した道の極致に立った仙人。

〉天武天皇が豪族に与えた八色の姓のうちの最高位の姓。皇族出身者に授けられた。


なるほどなるほど。

私の夢を訪ねてくださった方は、そういった次元からおいでになられた方なのかもしれないということが浮かび上がります。

ありがたいことです。


次にもう一方の「桐人」についても調べてみます。


こちらはなかなか手がかりが得られなかったのですが「きりひと」という響きからリサーチしてみたところ、手塚治虫さんの医療漫画「きりひと賛歌」にたどり着きました。


「きりひと賛歌」は外見による差別や人間の尊厳をテーマとする重厚な社会派の医療漫画で、主人公の名前が小山内桐人「おさないきりひと」というのでした。

「小山内桐人」は「幼いキリスト」を意味し、イエスキリストのような受難の運命を描くストーリーから命名されたとのこと。

そういった背景もあり漫画には、聖書の引用や十字架を運ぶキリストの姿が描かれるなどキリスト教的な要素が随所でみられるそうです。


なるほどです。

ここで「きりひと」という響きはイエス・キリスト的な存在に繋がりそうなことがわかりました。


まとめてみると

私の夢にあらわれた

白装束に長髪を束ねた、絶対的な安心感と安堵感、穏やかで満ち足りたエネルギーを持った人は

真の人、真実の人、真理を悟って完成した人を象徴している可能性があり

その人はイエス・キリストを象徴する存在としての可能性も秘めていて

この夢は古代日本や古の教えとも関係があるのかもしれないということが分かりました。


こんなふうに夢のひとつひとつを探っていき明らかになった情報をキーワードとして胸に留め置いておくと、自分だけのメッセージとなり

こうした夢のサインをしっかり受け取ると、それらはこれから起こる出来事のお知らせとなったり、出会う人との会話のトピックになったり、問題解決のヒントになったりします。


夢の情報は誰もが簡単に手にすることができる素晴らしいものです。

みなさんもぜひ夢を積極的に活用してみてくださいね。