#桜井野の花
#自己プロデュース力

昔から
色恋ギリギリを仕事にする人たちに
関心があたのは
人間の気持ちが
お金という対価を伴うのは
なんだか
切ないのではないかという猜疑心があたから。
気持ちくらいは
お金や経済性の外側にあっても
良いのではないかとか。
でも実は
家族といういちばんシンプルな
人間ユニットを支えてるのは
労働対価としての
気持ちなんだよね。
つまり
家族だから
無償の愛ではなく
有償の愛。

桜井さんが説くのは
自分の価値を
自分で他者に
わかりやすくプレゼンしていく
スキルと意味なのだけど
それは凄く面白かったけれど

わたしが連想したのは

愛とか家族とか恋とか
あまりに
神聖化されてる側面。

愛や恋や家族やコンプレックスという
人間の気持ちの部分が
思考停止の神聖なものと
捉えられればそうなる程
ひとは
そういう
プライスレスなものに
幻想を抱くのだけど

実は
家族や愛こそ
実直で堅実な
互いのギブアンドテイク
つまり経済性がいちばんの基礎で
そこを超えて
もっともっとと
都合の良い期待をするから
生きづらくなる。

だいじにしたい人にこそ
だいじにしてくれる人がいてくれる
その事実は
有難い
ほんと奇跡のようなことなんだということ
出会えた喜びみたいなこと
その初心にいつも立ち返りたいな
そんなことを考えた。

つまりね
どんな風に見せたいか
自己プロデュースや
自己ブランディングって

どれだけ
だいじにしたい人に
気持ちいいじかんを
一緒に過ごしてもらいたいか
っていう

最低限のできることなのかもね。

それを至極丁寧に説明してくれて
足元だいじにねと思いださせてくれた本。