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74億本

針の付いた剣山

想像してみる



太いの細いの

長いの短いの

先の尖ったの丸まったの

垂直なもの斜めになったもの

なかには折れたり曲がったりしたもの



一本一本の針には特徴があって

同じものはまったくないので

剣山は横から見ても上から見ても

あちこち凸凹していて

剣山はおろか

ハリネズミの針のような

均一性もなく



ビジネスとは

その上にピタッとハマる

蓋を載せるようなものではないか

と思う



74億本の針すべてにぴったりフィットするような

蓋なんてものはそうそう出来ないので

そのなかの一部

たとえば

同じ長さのもの

同じ太さのもの

同じ方向に向いたもの

だけに上手く被さるものができれば

それらのニーズは満たすことが出来

一定のマーケットを得ることが出来る



ゆえに 

出来るかぎり多くの針をカバー出来る

汎用性の高いサービス

という蓋であればあるほど

マーケットは巨大になり

ビジネスは大きくなる



ただし

誰にでもハマるもの

を意識し過ぎると

誰にとっても中途半端で

結局は誰にも

受け入れられない可能性もある



ビジネスは難しい



やはりまずは

自分という特徴的な針にフィットする蓋

自分のためにつくることから始めるのが

良いような気がする