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人じゃない、犬です。

あー会いたい。

暑いからお互いに、一瞬抱き合うだけですが。

 

昨日はいとこ宅で、宅飲みして、夜遅くに有明に移動、朝寝坊して

ディア・エヴァン・ハンセン、無事に見てきました。見に行けて良かった~感想はまたのんびり明日にでも。

 

帰りの新幹線で読んだ本。これもまた素晴らしかった。新大阪過ぎから人も減ったし、席で涙したり、笑ったりしながら読んでしまった。


太平洋戦争の影響が色濃くなり始めた昭和十八年。故郷の岐阜から上京し、日本女子体育専門学校で槍投げ選手として活躍していた山岡悌子は、肩を壊したのをきっかけに引退し、国民学校の代用教員となった。西東京の小金井で教師生活を始めた悌子は、幼馴染みで早稲田大学野球部のエース神代清一と結婚するつもりでいたが、恋に破れ、下宿先の家族に見守られながら生徒と向き合っていく。一方、悌子の下宿先の家主の兄である権蔵はその日暮らしを送っていたが、やがて悌子とともに、戦争で亡くなった清一の息子・清太を育てることになった。よんどころない事情で家族となった、悌子、権蔵、清太の行く末は……。

戦中、戦後のお話ですが、出てくる人の考え方、発言が現代に通じるものが多い。

エース清一 楽な道を選べばいっときは救われる、けどな努め続けていたらたどり続けた場所から永遠に切り離されるそれがたえられん。

先輩教師吉川 挫折とはきっと正しい扉を開くための尊いきっかけなんでしょうね

仕事仲間ひとりみ六助 養子だとしても育ててやったって気でいちゃんならねえ、実施でも同じさ。年取って面倒見てもらおうなんて期待するなよ、人間ってのはどうういうわけか自分の親よりも子供の方が大事なのよ 体が聞かなくなったら金払って施設にでも面倒見てもらうのが一番よ わりきってさ

権蔵は家族中に邪険にされていたのだが、養子に来た清太が「おとうちゃんもはいどうぞ」とあめを差し出してくれる。総身がわなないた、かつて自分にこのような親切を働いてくれたものがいただろうか。

教師の後輩加恵「女性として一番いい時期を奪われたのに今度は人として平等に与えられるべき権利が女性だというだけで与えられないならあまりにやりきれないですもの」

口のわるいケイばあさん 誰に似たかとはどうでもいいことだよ、原因っていうともっともらしいけど誰かのせいにしたいだけだろう

朝子さん 子育てはいろんな視線を持った人がいた方が偏らないもの。自分のこは大事だから近づいてみようとすると焦点がぼやけて見逃しちゃう

義理の母 富江 年寄りって厄介でしょ、いたわってもらってありがたいと思う一方しょんぼりするの、年寄りには年寄りの揺らぎがある

六助 悩みってのは解決を見なくてもいつかうすまる。生きてれば自分の立ち位置や考え方がかわる

同じ年のいとこ茂生 ささいなことで簡単にメジャーにもマイナーにもなる、清太は今までCコード。

 

女性の生き方や子育てや親子、多岐にわたる面で面白可笑しく、ちょっぴり泣けて良い作品でした、これで文庫。