固定電話、持ってる?
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固定電話、存在はしています。
音、消してるけど。
【第174回 直木賞候補作】
好きだけど、触れあうことはできない。
そんな自分は異端者なのだろうか──。
SMのデリバリー女王様の電話番をしながら、自分のセクシャリティと向き合う姿が現代社会の見えざるものを照射する―。今、いちばんぶっ刺さる「溺愛小説」。
アセクシャル。
誰かと2人組になれないままでいるので、よくわかるなあ、と思いながら読みました。主人公は私よりもずいぶん若いので、昔の私の思考回路、こういう自分が孤独でかわいそうな人って思われているかもしれない、思われたくない、この気持ち人に理解してほしい、でも人のそういうビームに対しては否定的な気持ちになってしまう…性愛の伴わないハグ、確かに、いいよねえ…もがいている主人公。
人にはそれぞれの地獄がある、人にはそれぞれの天国がある、と、思考回路が変わっていくラストまで、非常に面白く読みました。

