何歳でお箸使えるようになった?

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箸は3歳から。両親が親ばかで、あなたは3歳には米粒を掴めた、賢かったと言い張る。今箸の持ち方は決して美しくないので早ければいいというものではないでしょう。

 

私はあきらめない。科学が導いてくれるたったひとつの真実を見つけるまで――。
「雨は、なぜ降るのだろう」。少女時代に雨の原理に素朴な疑問を抱いて、戦前、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代から、科学の道を志した猿橋勝子。戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、後年、核実験の抑止に影響を与える研究成果をあげた。その生涯にわたる科学への情熱をよみがえらせる長篇小説。

直木賞作家の受賞後1作目。

実在の科学者猿橋勝子さんの伝記のようなお話。

実験の記録、トライ&エラーしながらも地道に続ける記述は、私は全く実験なんかできてなかったなあ…と自己嫌悪に陥るほど。

女性で、日本人で、科学者で、とその時代で、立派にやり遂げたパイオニアと比べるまでもない。今回もきれいな物語でした。

 

だいぶん積読本が減ってきてホッとしています。暑くて頭が働かない。