二都物語、みてきました。
シドニー・カートン:井上芳雄
チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:潤花
マダム・ドファルジュ:未来優希
サン・テヴレモンド侯爵:岡幸二郎
バーサッド:福井貴一
ジェリー・クランチャー:宮川浩
ドファルジュ:橋本さとし
ドクター・マネット:福井晶一
ジャービス・ロリー:原康義
ミス・ブロス:塩田朋子
弁護士ストライバー:原慎一郎
荒田至法 / 奥山寛 / 河野顕斗 / 後藤晋彦 / 砂塚健斗 / 田中秀哉 / 常住富大 / 福永悠二 / 丸山泰右 / 山名孝幸 / 横沢健司 / 彩花まり / 石原絵理 / 岩﨑亜希子 / 音道あいり / 樺島麻美 / 北川理恵 / 島田彩 / 原広実 / 玲実くれあ / 大村つばき / 齋藤菜夏 / 高木郁 / 若杉葉奈 / 張浩一 / 松坂岳樹
12年前は観ていないので、今回、初見が、大千秋楽。
ミュージカルというか、演劇っぽくもある作品だったと感じました。歌は、あったけれど、特別キャッチーな曲があるわけではなく、歌う人歌う人、皆、美声で上手いので、全く、ミュージカルミュージカルしていない。
芝居だけであの内容だと、重いけれど、ミュージカルだからこそ、伝わりやすいということを生かされた作品でした。
岡さん侯爵と、未来優希マダムがド迫力ですさまじかったことと、福井さんはバルジャンっぽいなあ、とか、脇を固める人たちがすごかった。アンサンブルさんも最近見たものの中では、非常に上手い、厚みのある人ばっかりで聞きごたえがあった。
主演の井上さんと浦井さん、潤花さんの若手組のいろいろな行動、葛藤シーンは、そこまでのいい人なんかなーとか、ここを読み取ればいいんだろうかーとか、ちょっと忖度してしまうところがあったものの、作品のメッセージ性は、伝わった。深いものがありました。とても悲しい結末だけど。シドニーみたいな人が命を失わなくても、対立が存在しない世界、実現するといいですね。
1回みて満足しました。