昨日、雨も思ったほどではなかったので、映画「フロントライン」見てきました。
あらすじ
日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いたドラマ。
2時間あっという間でした。
映画の内容的にはクローズアップ現代か、プロジェクトXで放送されたDMATの事を演出上、マスクしてなかったりではあるけれど、あの時期日本にいたら、経験していた出来事のお話、内容は非常にわかりやすいです。だから、別に映画でみなくても、という意見もあるかもしれないけれど。
私は5年前からのあの息苦しい感じを思い出してました。行政が本当にお役所仕事だったり、身内に敵がいたり、デマを流すマスゴミがいたり、と、憤慨してた、あの頃。
だけど、同じ事象に対して、皆が同じ風景を見ている、感じているとは限らなくて、行政は行政で頑張ってくれていたし、ウイルス感染学に基づいたらそりゃあ正解なのだけど現場はそりゃまわりません、マスゴミは…というよりSNS情報もすごかった。
あの経験を生かして、どう今後に生かすか、ということを考えました。
私は終盤に出てくる滝藤 賢一さん、ああいう感じで過ごしてたなあ、やんなきゃいけないのは分かる、助かって良かったけど、でもいらいらするんだ!。DMATの池松さんくらいの穏やかさが欲しい。
あと、最低限の英会話は獲得すべきかもしれない。と毎度ながら思う。
先週の国宝に続き、俳優陣の粒ぞろい感を堪能しました。小栗さんも良かったのだけれど、窪塚洋介さんが好きだったもので、うれしく、松坂桃李さんまで。見事に、あの状況だと、男ばっかりの世界観でした、日本の現実ってそんなもんなので、演出です、で妙に女性幹部医師や女性官僚をキャスティングしていないところが、好ましいと思いました。これが現実。