小学生の頃の思い出で1番印象に残っている事は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

一番最初に思い出したもの。
不幸の手紙。これ、小学生のころ、一時期流行して、やってきたときには、手紙を書くのも嫌だし、不幸に巻き込まれるのもいやで、寝る前に泣いていた私を両親ともに、こんなことがあるはずがない!と延々と諭してくれたこと。
 
 

自動車期間工の本田昴は、2年11カ月の寮生活最終日、同僚がSUVブレイクショットのボルトを車体内に落とすのを目撃するが。マネーゲームの狂騒、偽装修理に戸惑う板金工、悪徳不動産会社の陥穽――移り変わっていく所有者たちの多様性と不可解さのドラマ

SUVブレイクショットの移り変わっていく所有者たちとともに展開する物語、「青い壺」の現代、ワールドワイド、バージョン。偽装、生活保護、格差社会、テロ、少年兵、貧困、投資詐欺、LGBTQ、社会的なテーマが多数ちりばめられていました。結論に向い、矢印が、いろんな方向を目指しながら物語を展開する、というものすごく面白い小説でした。

物語の中心にいる、サッカー少年を支え続ける晴斗くんや、その温かな人柄の父に、思い入れがあるキャラで、彼らが様々な困難にぶつかり、誤った方向に行きそうなのをハラハラしながら、でもラストに向けてはよりよい未来に進んでいけるような、まっすぐまじめに生きていくことが否定されない物語の展開になって良かった。今年の中では大当たりの本で、何らかの賞にノミネートされるのではないか