病院での思い出ある?
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思い出はありすぎて書き尽くせない。
週末読んだ本
雪がちらつく3月の東北―。震災直後に殺人を犯してしまった真柴亮。一通の手紙を手に北へ向かう途中、家族とはぐれた子供と出会う。一方、刑事の陣内康介は、津波で娘を失いながらも真柴を追う―。震災の混乱のなか、ふたつの殺人事件が起きた。逃亡する容疑者と追う刑事。ふたりはどこへ辿り着くのか―。
頭の中で映像化しやすそう…だけれど、なんか読んでてつらくなる本でした。
墨と水。そして筆だけで森羅万象を描き出そうという試み、水墨画。深い喪失の中にあった大学生の青山霜介は、巨匠・篠田湖山と出会い、水墨画の道を歩み始める。湖山の孫娘・千瑛ら同門の先輩をはじめ、素晴らしい絵師との触れ合いを通し、やがて霜介は命の本質へと迫っていく。第59回メフィスト賞受賞作。2020年本屋大賞第3位。ブランチBOOK大賞2019受賞!第3回未来屋小説大賞第3位、キノベス!2020第6位。
こちらは、澄んだ感じ、透明感のある小説でした。蜂蜜と遠雷とかに雰囲気似てる「天才」「才能」の物語、ガラスの仮面のようでもあるが、底意地悪い人が出てこない、爽やかな物語でした。これも映像化しやすそう、と思ったらすでに映画化されていた。
なかなか大当たりに会えない今年の読書たち