4/27 マチネ レミゼラブルを見てきました。
計7回、東京公演1回、大阪2回、博多4回。これで見納めです。キャストも大阪では当日変更というアクシデントを2回とも喰らったのですが、それも全く困らず、バランスよく見られた。六角テナルディエと荒川リトルコゼットが見られなかっただけでした。
またGWの飛び石休みでも、2025の振り返りをしてみようと思います。
今日の感想。もう見納めだなあ、次の公演の時に元気かな、私、なんて思いながら。一応画像であけます。
1階最前列サブセンター上手側。視界良好。
ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰
ファンテーヌ:昆 夏美、生田絵梨花、木下晴香
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
マリウス:三浦宏規、山田健登、中桐聖弥
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子
テナルディエ:駒田 一、斎藤 司、六角精児、染谷洸太
マダム・テナルディエ:森 公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林 唯、岩橋 大
司教 鎌田誠樹 増原英也
工場長 佐々木淳平 丹宗立峰
バマタボア 菊地 創 小林遼介
グランテール 近藤真行 深堀景介
フイイ 岩橋 大 杉浦奎介
コンブフェール 石津秀悟 伊藤広祥
クールフェラック 柴原直樹 島崎伸作
ジョリ 新井海人 東 倫太朗
プルベール 中村 翼 横田剛基
レーグル 藤岡義樹 蘆川晶祥
バベ 大津裕哉 町田慎之介
ブリジョン 増山航平ユーリック武蔵
クラクスー 土倉有貴 宮島朋宏
モンパルナス 田川景一 松村桜李
ファクトリーガール 白鳥光夏 町屋美咲
買入屋 宇山玲加 般若愛実
かつら屋 石井麻土香 湖山夏帆
マダム 三浦優水香 三島早稀
宿屋の女房 青山瑠里 横山友香
カフェオーナーの妻 荒居清香 五十嵐志保美
病気の娼婦 石丸椎菜 西村実莉
鳩 大泰司桃子 清水咲良
あばずれ 北村沙羅 吉岡花絵
身代わりの妻 笠行眞綺 吉良茉由子
ガブローシュ アッカヤ陽仁 大園尭楽 中井理人
リトル・コゼット 荒川寧音 井澤美遥 井手陽菜乃 内 夢華 鞆 琉那 平山ゆず希
リトル・エポニーヌ 荒川寧音 井澤美遥 井手陽菜乃 内 夢華 鞆 琉那 平山ゆず希
東京で1回だけ見た飯田バルジャン。
仮出獄してすぐの「今こそ自由だ」の時から明るい希望にみちていて、こけた少女にも非常に紳士的に声をかけてるのに、扱いが前科者扱いされすぎて、だんだん、心がすさんでくる感じが、そもそも「パン盗んだだけ」の軽犯罪だったわけだし、強盗殺人レベルの凶悪感はない。パンがないから盗んでしまえ、脱獄も悪い人にそそのかされたのか、仮出獄でその後の生活にああ自由だ―と思う、ケーキを切れない非行少年たちか。。。ただ善悪の区別とか心のどこかの部分が足りなかった青年が神、信仰を得て、それ一筋に、生きていくっていうストーリーね、市長になるにも、神に正しいことをしていたら、周囲の人に感謝されて、なっていたのだろうし、コゼット守るのが使命と思い込んだら、まっすぐに進んでいく。結局あと3日、1時間と、ジャベールに場当たりに言ってるのとかと思うと、そういうキャラ設定なんだろう。1回目と同じく神父さんのやり取り以降ところで泣けました。これは神父さんの声のせいじゃなく、私の思うバルジャンな感じ。力系は体格の大きさは足りないけれど、柔道の一二三くんくらいの階級が結局好きなのでそこはいいように脳内変換しました。となるとお芝居の細やかさもあり、すっかり安心してみてました。下手側のバリケードからバルジャンがジャベールを逃がすシーンのやり取りがあれ、なんかどっちかのセリフがなんか飛んでるような、気のせい?と違和感あるまま、彼を帰してを聞いたのでそこは残念だったのですが、最後の召されるシーンまで、歌声、お芝居ともに素晴らしく、堪能しました。きっと次もあるだろうしこれからいろんな舞台で見られるでしょうから楽しみです。
小野田ジャベール。東京で1回飯田バルジャンと、博多では3人のジャベールに対して演ずる小野田ジャベールを見ることができました。見るたびにセリフ調の歌もものにしていて、人物像というかキャラ設定が、しっくりくる。石のように心を閉じて生きてきたのは、ジャベールでしょう…職務に忠実に、非常に冷静に生きてきたのに、心を何かざわつかせる男バルジャンに出会って、心が決壊して自殺に至ったんだろうな。冷静なきりっとした、落ち着き。素敵でした。
木下ファンテ。夢やぶれて、で泣けました。見るたびにお芝居部分が上手になって、もともと歌、声は素晴らしいし、身長もあって、私は好みな女性俳優さん。最強になりそう。
ルミーナさん。今日もオンマイオウンと恵みの雨、私は劇中一番の涙量だった。素晴らしかったです。マリウスに向ける顔はすごく笑顔なのに、きゅっと真顔になったり、くるくる変わる演技、切ないです。
山田マリウス。私は顔が今季マリウスの中で最高に好みで、最初の演説してるきりっとしてる表情から、エポに会って、にっこり微笑む顔、そりゃあエポも惚れるよねえ…と思いながら見てた。思い入れあるからカフェソングも聞けちゃう。最近の子らしく、本当にスタイルが良くて、歌もお芝居もきっと向上の余地はあるはずなので今後もいろんな舞台頑張ってほしいです。
コゼット。今日、初見でした。ソプラノが美しければいいのだろうけれど。そうだなあ…コゼットって、見せ場は少ないけれど、見た目、結構大事だと思っていて・・・
染谷テナルディエ。昔はプリンスで、今も、そこそこ人気のある宿屋のイケオジ。なんか、世の中をおちょくっている感じで、食えない男な感じで大変好みでした。工場のシーンで、こんなすっとした人いたっけ?と思ったら染谷さんでした。
谷口テナ妻。体格縛りがあるなら、森クミさんのあとは、この方なら安心です。割とかわいらしくて好きです。
木内アンジョ。学生たちをまとめるクールなトップという感じで、素敵でした。で、ガブローシュ失ったあとの暴走っぷりがちょっと怖いわ!っていう瞬間テンション。歌もいいし、山田マリウスとだと、マリウスとの並びのバランス非常に良い。
男性アンサンブルは冒頭のフイイの歌い方以降2-3人がなんか思ったのと違うなあと思いながら聞いてた。
女性アンサンブルは今回の組は2人、顔の作りがエキゾチックな華やかな人がいらした。
中井ガブ。東京以降、前回聞いたときに思ったけど子役って成長しますね。セリフ部分とか、がなる部分とかが、すごく上手になっていて、びっくりしました。
鞆コゼット。お芝居上手だ、バルジャンと出会ったときと、2人で脱出するとき、自然にかわいかったです。