4/6 マチネに続き、ソワレを。

1階F列 上手サブセンター。

実質2列目なのですが、サブセンターだと前の頭の人で舞台真ん中目が見えにくくて、一番ショックだったのは恵みの雨のシーンのような演技は視界0…つらかったです。

マチネに続きで自分も疲れているし、視界の問題もあり、感想はロクなものではありません。アンサンブルさんも次回は後半組になるし、今回で見納めな(予定)なキャストもいるので、画像のずっと下に自分の記録用として書きます。

 

ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰
ファンテーヌ:昆 夏美、生田絵梨花、木下晴香
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
マリウス:三浦宏規、山田健登、中桐聖弥
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子
テナルディエ:駒田 一、斎藤 司、六角精児
マダム・テナルディエ:森 公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林 唯、岩橋 大


司教 鎌田誠樹 増原英也
工場長 佐々木淳平 丹宗立峰 
バマタボア 菊地 創 小林遼介
グランテール 近藤真行 深堀景介
フイイ 岩橋 大 杉浦奎介
コンブフェール 石津秀悟  伊藤広祥
クールフェラック 柴原直樹 島崎伸作
ジョリ 新井海人 東 倫太朗
プルベール 中村 翼 横田剛基 
レーグル 藤岡義樹 蘆川晶祥
バベ 大津裕哉 町田慎之介  
ブリジョン   増山航平ユーリック武蔵
クラクスー 土倉有貴 宮島朋宏
モンパルナス 田川景一 松村桜李
ファクトリーガール 白鳥光夏 町屋美咲
買入屋 宇山玲加  般若愛実
かつら屋 石井麻土香 湖山夏帆
マダム 三浦優水香 三島早稀 
宿屋の女房 青山瑠里 横山友香 
カフェオーナーの妻 荒居清香 五十嵐志保美  
病気の娼婦 石丸椎菜  西村実莉 
大泰司桃子 清水咲良 
あばずれ 北村沙羅 吉岡花絵
身代わりの妻 笠行眞綺 吉良茉由子
ガブローシュ アッカヤ陽仁 大園尭楽 中井理人
リトル・コゼット 荒川寧音 井澤美遥 井手陽菜乃 内 夢華 鞆 琉那 平山ゆず希
リトル・エポニーヌ 荒川寧音 井澤美遥 井手陽菜乃 内 夢華 鞆 琉那 平山ゆず希

佐藤バルジャン、2019年の時には若いのにすごいなあ…だった。今回、集大成光夫バルジャンの後にみると、やっぱりまだ若いなあ…と思って見比べてしまった。(あと、囚人の十円禿げありそうな鬘が似合いすぎる、光夫バルジャンって…佐藤さんも飯田さんもあれ変だったもんなあと)細かい芝居部分の仕上がりが光夫バルジャンが細かすぎて、ああ、ファンテの冷たい手を持つのが段取りっぽいなあとか、マリウスに告白するあとの立ち去りが、窓見上げたりドアに手をかけたりはなく、スタスタスタと立ち止まらず、下手側に消えていくなあ…とか、司教様の迎えには頭下げて、ろうそくは種火から2本ともつけるノーマルパターンねとか。しかしながら本当にミュージカルではじめのころより、演技素晴らしくなったと思います。

歌は囚人時代の歌い上げが声がひっくり返っていて、大丈夫?と見始めたせいで、ドキドキする出だしだったけど、ただ、その後、市長になって以降は素晴らしい歌声でさすが。彼を帰しては、最初の歌いだしの声から、超美声で、やはり歌素晴らしい、声素晴らしいと感心しました。今回はこれで見納めですが、次もきっと年齢的にもありそうですし、きっと演技プランは深まるはずで、声は間違いないから。楽しみです。

小野田ジャベール。東京で見たはじめが「セリフ調でもったいない」と思ったけれど、耳が慣れてきたせいか、やはり声は美しいし、ノーマルな職務に忠実な実直なジャベール像で安心して観られました。残り二回バルジャン違いで小野田さんばなりなので、組み合わせを堪能したいと思います。

木下ファンテ。今回ようやくファンテみれました。若手ミュージカル女優さんの中で、長身スタイルよしな上に、歌良しの稀有な存在の方なので、芝居心はきっと身につければ最強になると思うので今後期待しています。芝居は昆さんに一日の長があったと思うけれど、今回も私は儚げで、歌も上手だし、好きだなって思いました。あと、私は和音ファンテが今のところ一番好きなのですが、雰囲気とか顔立ちがちょっと似てるかなって思いながらみました。あと2回木下さんなのは何も問題なし、楽しみです。

屋比久エポ。東京で1回見て以来、清水さんが続き、迫力で記憶が上書きされていたのですが、屋比久さんも俊敏で強そうなエポだし、本来イメージな細っこい華奢エポのイメージ通りで、正統派だと思いました。エポニーヌは清水さんも屋比久さんもどちらもよくて良かった。ルミーナさん待ちです。

中桐マリウス。東京で見て以来、私は最近山田マリウスにハマっているせいか記憶になかったのだけど、やはりなんかハマらないのだよなあ…って。どういうスタンスのマリウスかな、エポにはどうかな?コゼットに出会ってからどうかな?と見てても、ちょっとわかりにくい。からカフェソングもどういう気持ちで歌ってるんだろうか?って。「ジャンバルジャンという男が…」って最初の歌いだしから佐藤バルの顔が悲壮感あふれる歌で歌いだすので、中桐バルも不審な顔して聞いてる感じ、ちょっとバルジャンの正体嫌そう。マリウスは今後も、よっぽどじゃない限り、マリウス基準に決めることはないだろうけれど残り2回が山田マリウスなのは良かったな。

敷村コゼット。昼の加藤コゼットのばたばた妄想夢見がちな娘っ子だったのに比べ、個性はないなあって感じ。1回見てるんだけど…ジャベールとの組み合わせによるのかな。まあコゼットで見る回を決めることはたぶんないでしょう私は。

テナルディエ夫妻。斎藤さんは小物な感じが強くて、楽しそうに演じてるのでグロテスクな感じはない。お笑い芸人であることを忘れそうなくらい歌も難なく歌うので特に破綻はない。谷口さんは、テナルディエ妻と言えば森さんというくらい体格縛りが私の中であるので違和感ないです。コゼット連れたバルジャンを見つけて、ジャベールに被害者なしなら帰っていいね?のシーンでジャベールにこわっ!ていうと笑いが起きますが、いまのところ、いわなかったのは東京で小野田ジャベールの回だけだったので、小野田さんには言わないのかと思ったら、今日は別に言ってたのであれは染谷テナルディエのプランか…染谷テナルディエが見たいなあって何見ても上書きされていない。
木内アンジョ。昼に岩橋さん観たせいか、「ちいさいな、マリウスとあまり差がないなあ」ってビジュアルでカリスマを感じず、声も問題なく、むしろいろんな作品で見てる俳優さんなんだけど…。普通…ほかの学生と異なるカリスマ性…全員見たけど、3人とも今回は別に誰じゃないといけないということもなく誰だとダメってこともなくかな。

子役さんたち。ガブは、東京で見たときに歌???って思ったけど子供って成長しますね。と思いました。コゼットはあと一人でコンプリートしそうです。みんな立派にミュージカル俳優なんだなと思います。

 

アンサンブルさん。田川モンパルナスが好きで。ナイフもってエポのそばにいるときの動きが足さばきが美しくていいなあ、学生役で出てる時も見栄えが学生っぽくっていいなあって思って眺めています。テナルディエの悪い仲間たちの組み合わせは前半組の方が好きなんで見納めなのは残念。

あと、宿屋のシーンで「ラム酒だよ」っていう最初に中央にいるおきゃくさんが「あれ、駒田さん、お客で出ているの?」と思うくらい似てて、それから、あの嫌な客バマタボアの菊地さんという人だって覚えた。

司教さまとファクトリーガールも今回の方が好みだなーと思ってみてました。

 

残りあと2回。あとは偏っていて、小野田、木下、ルミーナ、山田、染谷、谷口、木内が固定で、ジャベールとコゼットが違うだけという感じ。ようやくルミーナさんが見られる。