今まで一番感謝していることは?
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一番感謝していること。一番ってなかなか決めづらいです。
今なら健康回復したこと。
今週末、勉強している甥っ子と1年後の大学受験の話をしていて、当時のセンター試験でテンパって数学が解けなかった思い出から、何年のだっけ?って検索したら、1993年の数学のテストが、ネット上に載っていた。これよ、と見せると。
高2の甥っ子はさらさらさらっと解き始めて、
「これは、初見だと確かに焦るかもしれんね」と解説をしてくれましたが、全く覚えていませんでした。
あの時、大学にちゃんと入れて良かった、あれが一番感謝したいことだ。
読むだけじゃ駄目なのか。五歳で読んだ『走れメロス』をきっかけに、内海集司の人生は小説にささげられることになった。一二歳になると、内海集司は小説の魅力を共有できる生涯の友・外崎真と出会い、二人は小説家が住んでいるというモジャ屋敷に潜り込む。そこでは好きなだけ本を読んでいても怒られることはなく、小説家・髭先生は二人の小説世界をさらに豊かにしていく。しかし、その屋敷にはある秘密があった。それでも小説を読む。小説を読む。読む。宇宙のすべてが小説に集まる。
毎回読んで立派な感想や考察を書けるくらい読み込まないと小説を読む意味はないのでは?自分だけが満足して世の中に還元できるものがないならただの自己満足では、と考えることを私はもうやめている。でもこの小説には、私が納得できる言葉が書かれていた。
書く才能がある人は書けばいいのだけど、自分の内面にいろいろなものを蓄積していくだけでも、宇宙っぽくていいのかも。
E = mc2という、ものすごく苦労した物理の理論や宇宙の在り方とかを小説の後半に持ってこられて、その展開にはびっくりしたけど、確かに本屋大賞にノミネートは納得の非常に個性的な小説だったと思いました。
そんなのを読んだりして疲れたせいか、夕方寝をしてしまい、いい休息になった。映画はお預けです、しばらく。