ミシンと手縫いどっちが得意?
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商店街で働く南優香は、ほんの少し愉快に生きるためのライフハックを思いつく。今日から私、殺し屋になる―(「コードネームは保留」)。博物館の片隅で現実逃避に余念のないサラリーマンと小学生。つい悩みを吐露し合ってしまった二人の本当の願いは…(表題作)。読むほどに心が楽になる7つの物語。
寺地さんは、登場人物に、敏感ちゃんや、繊細ちゃんがたくさん出てくるので、長編で読むと、思考回路的に、おなか一杯になってしまうけれど短編だとちょうどいいくらいでした。
夏休みが終わる直前、人気者の山田が死んだ。悲しみに沈むクラスに担任の花浦が席替えを提案すると教室のスピーカーから死んだ山田の声が聞こえた。山田はスピーカーに憑依してしまったらしい。“俺、二年E組が大好きなんで”。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまる。第65回メフィスト賞受賞!!
本屋大賞ノミネート未読作品を読もうって読み始めた。偏差値の高い男子校のお話。
これ、映画化したら、若手の俳優たちが出てきて、そこそこ絵は楽しそうだろうな。この小説、死んだはずの山田が、2-Eのスピーカーに憑依してみんなの声だけは聞こえるし、山田から声だけは聞こえるという設定のお話。てっきりみんなが2-Eから進級したら、山田は消えるのかと思ったら、山田は2ーEのスピーカーにいる、卒業してもいる…山田とずっと話し続ける元同級生もいれば、リアルだなと思ったのが、割と早期に離脱する生徒がちゃんといる。律儀に、毎年誕生日に集まろうという子がいても、上手に断ったり、実は、もうなんだかなあって思ってた人もいたり。
御上先生を日曜ドラマで見ていて、だんだん惰性で見るようになったのが、結局、進学校でも、金八先生的な「みんなで考えよう」、毎日、道徳の授業みたいなんだなあ、と思ってます。高3だと、授業は大半終わっているので、別に進まなくてもいいけども、私は、学校で、みんなでこの問題考えよう、とか言われたら「授業やってください」と言わないまでも「早く終わらないかな」と思うほうなのでそんなにみんなでかかるとか、やっぱりドラマだなと思って、惰性になってます。