抜け出したくなる瞬間は?

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連休明けなど仕事が忙しくなると、逃げたい、休みたい!声が出ない…
まだまだ不調です。
ってことで会議はZoomだな。
 

重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?

少年犯罪を起こす背景には様々な家庭要因や発達障害なども絡んでおるなあ、って思いながら様々な事件について読みました。

ミステリ作家の新川帆立さん。作家名を伏せて読むとこの本は湊かなえか?と思うイヤミス展開でした。

ミステリらしく序盤、中盤、終盤とミスリードというか叙述トリックがちりばめられておりました。

新川さんはnoteにタイプロの感想が書かれており、それが面白くてさすが作家だなあって思った考察でした。