1月19日マチネ。

1時間前に到着して、館内を散策してきました。

じゅうたんもふかっとしているし、座席の色合いも高貴な色合です。

感想は覚書として下の方に書きます。

ジャン・バルジャン  飯田洋輔 
ジャベール  小野田龍之介
ファンテーヌ  昆 夏美
エポニーヌ  屋比久知奈 
マリウス 中桐聖弥 
コゼット 敷村珠夕 
テナルディエ  染谷洸太 
マダム・テナルディエ  谷口ゆうな 
アンジョルラス  岩橋 大 
司教 鎌田誠樹 
工場長 丹宗立峰 
バマタボア 小林遼介 
グランテール 深堀景介
フイイ 杉浦奎介 
コンブフェール 伊藤広祥  
クールフェラック 島崎伸作
ジョリ 新井海人 
プルベール 横田剛基 
レーグル 蘆川晶祥 
バベ 大津裕哉
ブリジョン ユーリック武蔵
クラクスー 宮島朋宏 
モンパルナス 松村桜李 
ファクトリーガール 白鳥光夏 
買入屋 般若愛実 
かつら屋 石井麻土香 
マダム 三島早稀 
宿屋の女房 横山友香 
カフェオーナーの妻 五十嵐志保美  
病気の娼婦 石丸椎菜 
鳩 清水咲良 
あばずれ 吉岡花絵
身代わりの妻 吉良茉由子
ガブローシュ 中井理人 
リトル・コゼット 内 夢華

リトル・エポニーヌ 鞆 琉那

1幕の始まりからしばらく、涙が止まらなくて。独白あたりまで、涙。

初バルジャン、飯田バルジャンの声に催涙作用があるかのように。

声質がいいって素晴らしいですねえ。

彼を帰しても、天に召されるシーンも涙が全く止まらなくって、いいものを見せていただきました。体の大きさ的には怪力感はないけれど、声には説得力はありました。

 

初の小野田ジャベール。声がすごく綺麗なのに、星よ、とか、自殺とか、ソロナンバーに、セリフ調が多いのがもったいないなあ…と思いました。この演出ならば、バリケードで登場した際にはアンジョルラスより迫力あるのでもう少しアンジョルラスでみたかったなあとか思ってしまった。

ちなみに今回全体的に、工場とかバリケードとかたくさん人がいるところのセリフが、結構明快に聞こえるものが多くてお芝居よりなのかな?とか思ったりしました。

 

初の昆ファンティーヌ、歌声が素晴らしい。工場の登場シーンから、この人はほかの女性陣とは違うな、という雰囲気があり、夢破れても、息を引き取るシーンも、歌声のトーンも表情もさすがで、泣いた。

 

屋比久エポニーヌは想像通り、ナイフを操る雰囲気はないかわいい妹キャラで、恋心も通じないやるせないエポニーヌでここも召されるシーンは泣いた。

マリウスとコゼットは、想定の範囲内で、歌も普通に聞くことができる若い二人でした。この人で見たい、とか、この人じゃいや、とかはなければいいのかな?私は、マリウスに関しては今後誰見ても、なんとも思わないような気がしていてます。

アンジョルラス。歌声は普通にいいと思いました。

マリウスもアンジョルラスも、登場シーンでおっ!と目を引くっていうのがなく。ABCカフェとか、民衆の歌とか、バリケードのシーンとか学生たくさんいると、アンジョルラスやマリウスがぱっと目に飛び込んできてた気がしたのだけど、私が年を取って感覚が鈍っただけな、個人個人に思い入れがないだけなのか、上背とかなのかなあ…とか思ったりしながら。

テナルディエ夫妻。こちらも若い二人でしたが非常に魅力的、谷口さんは前も見たことあるんだけど、今回は染谷さん。もともと、いろんな作品で見かける人で、ついにメインキャストなんだ…と思ったら歌声も自由自在、動きも自由自在、演技も悪いこと悪いって思ってないはじけっぷりが楽しげなテナルディエ。斬新で、魅力的でした。また見たい。

 

レミゼラブルを初めて見たのが2013/9 フェスティバルホール、帝国劇場で初めてみたのが2015/4 帝国劇場。かなりの新参者なので、昔のことはわかりませんが、私が見始めてからもものすごく、時短しているような気がする中、一人の男の人生を一気に見せるっていうのは、演者さんたちの力量なくしては成立しないんだろう、と思いました。

帝国劇場はもういけないですが、大阪と博多は見に行くので、しっかり、没入してきたいと思います。