2025年初観劇
連休中日は、天保十二年のシェイクスピア。
1階前方センターブロックなので、間近ではありましたが、体格のいいひとが近隣に多くて、最初の口上など全くのセンターの演技は視界が死んでいてつらく、隣からは圧がすごくて、長さもあり、結構消耗しました。
前回2005年に観たときは、テレビで見る芸能人、唐沢寿明 藤原竜也 篠原涼子 夏木マリ 高橋惠子を初めて間近で見る、という経験にひたすら興奮し、感想も、近くに通った篠原涼子が綺麗だった、藤原竜也のさらしをまいた背中が美しかったということ、唐沢寿明と乳房あらわな女性との絡み、そんなことしか印象に残っていなくて、20年ぶりにみた私。
…こんな話だったんだ…
ことばことばことば~
言葉に含まれる毒、浦井くんの口先ひとつで(素晴らしい早口の活舌の良さ、感服)、いろんなもめごとと引き起こしていくさまは、現代も「言葉」で世の中引っ掻き回す、動かす事象も多い。
話を全然覚えていないので、3時間40分、しっかり集中。
最後は通路真横なので、俳優さんたちが通って、満足。
歌が怪しい人がいないのもストレスなく良かったです。
幕間はおなかに優しくうどんを食べました。
湯気がふわふわ立っていて、おいしかったです。
食事のあとに、思ったことを備忘録として書きます。
浦井健治
大貫勇輔
唯月ふうか
土井ケイト
阿部 裕
玉置孝匡
瀬奈じゅん
中村梅雀
章平
猪野広樹
綾 凰華
福田えり
梅沢昌代
木場勝己
妹尾正文
新川將人
出口雅敏
武者真由
森 加織
山野靖博
天瀬はつひ
斎藤准一郎
下 あすみ
鈴木凌平
中嶋紗希
藤咲みどり
古川隼大
水島 渓
水野貴以
心に残ったもの
口上を述べる木場さんや予言老女の梅沢さんのセリフ回しやお芝居の巧みさ、中村梅雀さんも存在感あった。
浦井君の早口なセリフ。聞き取り安くて良かったです。ただ、見た目の悪いっぽい、人間的に小賢しく嫌な感じが、唐沢寿明さんの時ほどは感じずでしたが、2020年は王次だったんですね。そっちの方が見たかったなあ、高橋一生の三世次は絶対嫌な感じだったに違いない、と。
王次の大貫さん。ダンスはきれい。ダンスは。だけど歌がなあ…と思うところもあって、当時さほど好きではなかったはずの藤原竜也さんの王次にふらーっとしてしまった私、あの惹かれる感がないのは私が年を取ったせいだろうか。
この日は夕方に大阪に移動して、13日のミセンに備えたのでした。ミセン、結構面白かったのです。
今、これを書いている最中に、13日21時過ぎに地震があった。まあまあ揺れた、3くらいか。
旅先じゃなくて良かったなあ、と思う。とりあえず家にいたら少し安心。