昨夜は遅くまで野球見に行っていて、今日は正直しんどいところもあったけれど、もったいないので行ってきました。
1階 K列センターブロック。
2回目見ると理解が深まった!と書いてみたい気持ちもありつつ、やはり、ちょいちょい、時計を見てしまう、ダメな海宝ファンでした。だから感想は下に書く。
キャスト
チョン・セフン:海宝直人
ヒカル:木下晴香
イ・ユン:木内健人
イ・テジュン:斎藤准一郎
キム・スナム:常川藍里
キム・ファンテ:畑中竜也
キム・ヘジン:浦井健治
1階 K列センターブロック。
やっぱり、いいたいのに言えない、は、私的には「早く言えばいいのに」「あなたが望んだことだでしょう」「だったら最後までだまっとけばいいのに」
海宝君の陥いる、ヒカル=自分が言い出せずに、ヒカルに当たり散らすシーンは笑うせーるすまんの落ち部分を美しく描いている感があって、そこら辺のやり取りは全く、響かないのだけど。
今日は偽物の手紙でおびき寄せたユンの本気の文学愛
最後に本物のヘジンからの手紙は、ちょっと泣けました。
役者さんたちの力。
本名でだした小説が若い韓国人男性ではなく、内地にすむ日本人女性の名前にすると、同じ書き手でも、褒められたりするのとかも、日本の顔色を窺わざるを得なかった文壇のえらい人たちのお気持ち察すると、その時代のせいもあるだろうけど心意気ある七人会の人には純粋な文学を楽しみ勝ったのだろう…
うっすら、セフン=ヒカルと気づいていたのに、気づかないふり、見ないふりをしていたヘジンさん、時代が時代なら、別に理解者が男性であって、恋してたとしても、恥ずかしがることなかったかもなあ…とかいろいろ思ったりした2回目でした。
あとは1人ずつご挨拶があって、木内さんの言葉はぐっと来た。
ここ5年くらい、皆さんもつらい時期でしたよね、コロナで・・と語り掛けられ、俳優さんとしてどうあるべきか、これからどうしようか、ともがいていた気持ちを吐露されていて、不要不急なものと言われがちな演劇で生きる人の矜持を見せていただいたのと、私も普通にこの5年つらかったなあ…先も不安になるし、と一緒に振り返ってしまった。
これで10月の観劇は終わりです。