理想の間取りは?
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予告編をみて、すごく気になって見に行ったのですが、素晴らしく、良かったです。
コーダの物語だと、こっちも特別な気持ちで見始めていたけれど、別に普通の親子関係と何ら変わりない、と最終的に思った。
自然に、親離れして、親の気持ちがわかるという、青年の成長を描いた物語でした。
吉沢亮さんの子供時代は赤ちゃんも幼児も児童も完璧に、吉沢亮顔で、すっと一緒に成長見届ける、そして、中学時代を演じる吉沢亮の顔が本当に反抗期で、かわいい、憎たらしい。
東京に出てアルバイト生活に入り、親以外の聾の人々と交流していく過程で、聾のほぼ同世代の女性たちと食事に行って、みんなの注文を取りまとめ、店員さんに注文したりする吉沢君に、聾の一人の女性が「ありがとう、でも私たちのできることは、自分たちでさせてほしいの」と伝えられるシーンで、ちょっと私涙腺緩んだ。特別な気持ちで見てるわけではないけど、そういうことなんだよなあ。
久しぶりの8年ぶりの帰省で、8年前の東京行くときの自分と母のシーンを回顧し、いろんな母の表情を思い出して、泣きむせぶ吉沢亮の顔が尊い、さっそく見終わったあとに…親孝行しよう、といそいそ、おいしいものを買い込んで実家で今日はご飯を食べました。
聾の両親に縛られて、自分がかわいそうな子と思われているから飛び出したい、と本人は思っていたけれど、両親からもらったものはたくさんあった、ということに自分で気づけたというの、別に聾うんぬんじゃない親子関係でも、あるよなあ…と、私は共通するものを感じてしみじみ刺さりました。
とにかく吉沢亮と吉沢亮似の男前子役の顔を眺め続ける2時間は、なかなか、眼福な時間、というミーハーな気持ちでもありましたが、いい映画みた!という気持ちになりました。